映画「ゴジラ」テーマ作曲の伊福部昭さん死去
 90歳の誕生日にゴジラから花束を受け取った伊服部さん=2004年5月31日 |
映画「ゴジラ」の音楽で知られる日本作曲界の重鎮、伊福部昭さん(いふくべ・あきら、元東京音楽大学学長)が8日午後10時23分、多臓器不全のため東京都目黒区の病院で死去した。91歳。
北海道釧路市生まれ。北大農学部時代に独学で作曲を学び、21歳の時に「日本狂詩曲」がチェレプニン賞を受賞、一躍国際舞台に躍り出た。卒業後は北海道で森林事務所勤務などをしながら、作曲を続け、「土俗的三連画」などの作品を発表。戦後、東京音楽学校(現東京芸術大学)講師に就任した。
「寄せ集めの文化では実を結ばない」が持論。雄大で日本やアジアの風土を色濃く感じさせる作風が特徴で、1947年の「銀嶺の果て」を機に映画音楽でも活躍。中でも、54年の「ゴジラ」では、律動感と重量感のある曲でゴジラのイメージを見事に表し、その後も同シリーズの多くを担当した他、「ビルマの竪琴」「お吟さま」など、作った映画音楽は300を超える。2003年、文化功労者。
ZAKZAK 2006/02/09
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