 全盛期のメンバー5人がそろった。リハーサル(写真下)では往年のサウンドもよみがえり、目指すは“アジアのストーンズ”!? |
70年代末、日本テレビドラマ「西遊記」(78年)で使われた「モンキーマジック」や「ガンダーラ」の大ヒットで一世を風靡したロックバンド「ゴダイゴ」が、7年ぶりに再始動する。日本のロックの裾野を広げた、昭和のヒットメーカー“GODIEGO”の復活劇の展望は−。
25日、メンバー4人は都内で会見し、リーダーのミッキー吉野(54)は、「30年経ってようやくいい曲が作れそうな気がした。表現することの意味や魅力を伝えていけたらと思う」と活動再開の抱負を語り、新曲の目標は最低30万枚と宣言した。ボーカルのタケカワユキヒデ(53)も「当時の楽曲は歌詞も完璧に覚えている。体力さえつければライブもやれる。世界中で演奏したいし、その自信もある」と意欲をみせた。
5月4日に、奈良・東大寺で復活ライブを行い、17日には、「モンキー−」をアレンジしたニュー・シングル「MONKEY MAGIC 2006」(ユニバーサルミュージック)を発売、本格的な活動再開となる。
同バンドは1976年にミッキー、タケカワらを中心に結成。その親しみやすいメロディアスでポップなサウンドと高度な演奏テクニックで人気となり、先の2曲のほか、アニメ映画「銀河鉄道999」主題歌、「西遊記II」のエンディング「ホーリー&ブライト」など多くのヒットを生み出し、85年の解散までに1000万枚以上を売り上げた。
今回は、デビュー30年の節目とあり、黄金期のメンバーが再集結、活動期間も限定せず、完全復活の格好となった。
この復活劇に音楽評論家の富澤一誠氏は「CD市場がシニア層に目を向けている上、ゴダイゴは昔からキャラでなく音楽性で売ってきたグループだから、古さを感じさせないし、今でも飽きられない。先にドラマ『西遊記』(フジテレビ)のリメークがヒットしたばかりで、タイミング的にも申し分ない」と再ブレークに期待を寄せる。そして、「新曲の30万枚は難しいが、リリースを機にベスト盤などの旧譜が売れるのは間違いなく、それで30万枚行くのでは」と予測する。
今後はヒット曲のセルフカバーも積極的に行うといい、懐かしいサウンドに眠っていたファンが目覚めれば、ブーム再燃の可能性は十分か。
ZAKZAK 2006/04/26