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スターをポンポン輩出…スクールメイツは今も健在
太田裕美、キャンディーズ…

スクールメイツといえばポンポン。このスタイルは永遠に不滅だ!
スクールメイツといえばポンポン。このスタイルは永遠に不滅だ!
 多数のタレントを世に送り、昨年、創立50周年を迎えた渡辺プロダクション。今年は創始者の故・渡辺晋氏に光を当てたノンフィクションやテレビドラマが話題を呼んでいるが、スターのステージを盛り上げ、芸能界の「登竜門」でもあったスクールメイツの現況はそれらで触れられていない。芸能界の激しいうねりの中、彼らはどう生き抜いているのか−。

 布施明、森進一、太田裕美、キャンディーズ−といったそうそうたる顔ぶれが巣立ったスクールメイツは、晋氏の妻で渡辺プロの現会長・美佐氏が1963年に設立した芸能養成所・東京音楽学院の優秀な生徒を集めたグループだ。

 女子メンバーがテニスルックでポンポンを持って踊るスタイルは、美佐氏がプロデューサーとして参加した70年の大阪万博のオープニングイベントで初登場。以後、歌番組でおなじみとなった。

 60年代後半から相次いで開校した東京音楽学院の地方校からも笑福亭笑瓶(大阪)、川島なお美(名古屋)、森口博子(福岡)ら幅広い人材を輩出した。が、渡辺プロをめぐる環境の変化と無縁ではなかった。

 晋氏が87年に死去し、渡辺プロの傘下グループ再編の動きが進む中、東京音楽学院は2001年に独立。ピーク時には400人もいたメンバーは現在、わずか14人だ。

 ただ、活躍の場がなくなったわけではない。結成当初から振り付けを担当する西条満氏の指導の下、最近では、松たか子、グループ魂などと共演。現リーダーの鈴木皓深(ひろみ)は「どんな音楽でも踊れるのが私たちの強み」と胸を張る。

 ジャニーズ、フォーリーブス、郷ひろみ、おニャン子クラブ…と数々のアイドルを指導してきた西条氏は、スクールメイツについてこう語る。

 「真っ白な状態から振り付けをして、“総合芸術”としてのダンスを作っていく作業が面白い。今は情報過多の時代で、ダンスも流行を追うあまり、どれも似通ってしまう傾向があるが、スクールメイツでは僕の色が出せる」

 40年以上の歴史を持つだけあって、「親子2代」のメンバーもいるが、東京音楽学院には、和田隼征(としゆき)代表をはじめ「卒業生」が指導者に名を連ねる。

 前出の太田やキャンディーズと同期で、吉本興業の東京NSCで演技指導を行っている山本アキラ氏は「表現」の授業を担当。「これからのタレントはマルチな才能が必要。コントや漫才も授業にとり入れている」と話す。

 「少しでも本物志向のタレントが育ってほしい」と西条氏。和田代表も「メンバーの個性を大切に、長い目で育てていきたい」と語る。「名門」から再び大スターが生まれる日は来るのか。

 募集などの問い合わせはTEL03・5799・3382。

ZAKZAK 2006/05/29

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