今年から始まるHIV(エイズウイルス)検査普及週間(6月一17日)を前に、女優の田中好子さんが29日、東京のJR新宿駅前で街頭キャンペーンをし、パンフレットを配って検査への参加を呼び掛けた=写真。
国内で新たに確認されたHIV感染者とエイズ患者の合計は2004、05年と2年連続で年間1000人を突破。発症してから感染が分かるケースが約3割を占め、早期発見・治療の必要性が指摘されている。
街頭キャンペーンに先立ち赤松正雄厚生労働副大臣とともに南新宿検査・相談室を訪れた田中さんは、HIV検査の流れについて説明を受けた。その後、記者会見し「エイズは怖い病気だが、キャリアー(感染者)の段階なら治療方法はある。(感染の)疑いがある人は1日も早く検査を受けてほしい」と訴えた。
HIV検査は全国の保健所などで無料、匿名で受けることができ、結果判明まで約1週間かかる通常検査のほかに、その場で結果が分かる迅速検査もある。
厚生労働省は今年4月にエイズ予防指針を策定。検査の普及に力を入れており、普及週間中はインターネットやポスターで啓発活動を続ける。
ZAKZAK 2006/05/30