 岡田さんが大好きだった赤いバラが献花され、長い列ができた。 |
5月29日、食道がんで亡くなった俳優、岡田真澄さん(享年70)の「お別れの会」が2日、東京・青山葬儀所で行われ、芸能人や関係者、ファンら約800人が参列し、最後の別れを惜しんだ。
この日、親族席には妻の喪主、恵子さん(44)と、愛娘の朋峰(ともみ)ちゃん(7)や長男の俳優、真善(32)も並んだ。
恵子さんは、「がんの再発が分かってからも、つらいと言ったことは1度もありませんでした。それを今になって思い起こすと胸が痛みます。娘にも『大丈夫だよ、大丈夫だ』と言って、いつも笑っていたので、私は泣くこともできませんでした。ずっと、(夫が)生きていたことを忘れないでください」と、時折声をつまらせながらあいさつした。
 遺骨を持つ恵子夫人 |
岡田さんは生前から自分の葬儀について事細かく指示し、出棺時にはエルガーの「威風堂々」で送られ、白色の風船が一斉に空に放たれた。
東宝で同期の俳優、宝田明(72)は友人として、「岡ポン−。君のことをこう呼ぶことをできるのは僕しかいないだろう。たった1本の酒をよく分かちあって飲んだもんだ。君との思い出は数えきれない。もっといっしょに仕事をしたかった。安らかに…」と別れを惜しんだ。
そのほか弔問客には、淡路恵子、平尾昌晃、川島なお美、ミッキー・カーチス、みのもんた、徳光和夫、藤井隆ら芸能人のほか、中川昭一農水相、田中康夫長野県知事らの姿もあった。
その中で俳優、近藤正臣は、「何よりかっこよかった。いい男との別れだから、“またね”という感じで別れを言った」と静かに語り、会場を後にした。
ZAKZAK 2006/06/02