人気番組「さんまのスーパーからくりTV」に加え、10月18日から明石家さんま(51)=写真右=司会の新番組「明石家さんちゃんねる」(水曜午後9時)をスタートすることになったTBS。ゴールデン枠で、さんまをメーンに据えた新番組はフジテレビ系の「明石家マンション物語」以来7年ぶりだが、この大物を担ぎだすのに、どんな苦労があったのか。
新番組は、さんまのお気に入りの飯島直子(38)と工藤静香(36)のコンビや、NHK教育の「きょうの料理」でおなじみのベテラン料理研究家、鈴木登紀子さん(81)がレギュラー出演する。
TBSは出演交渉に1年もかけたという。石川眞実編成局長は「さんまさんの新番組では失敗できないということもあり、こちらも神経質になった。4月の放送を目指し、交渉が頓挫しかけたこともあったが、なんとか実った」と感慨深げ。
 飯島直子(左)と工藤静香 |
「あっぱれさんま大先生」(フジ系)では小学生、「恋のから騒ぎ」(日本テレビ系)では女子大生・OLと、幅広い相手とトークを繰り広げるさんまの才覚は、テレビマンの誰もが認める。
「サッカーにたとえると、フランスのジダンのようなMFタイプ。相手の持ち味を生かしてキラーパスを送り、ゴールを決めさせる。中村玉緒や浅田美代子のユニークなキャラクターを初めて引き出したのも彼」(お笑い評論家の西条昇氏)
また、お笑いに詳しいライターの浜田貴之氏は「玉緒のときのように、鈴木さんの意外なキャラをどう引き出すか。静香と木村拓哉の夫婦出演も実現させてほしいし、さんまの久々のコントも見たい」と、注文する。
今や、『タレント格付けランキングBOOK 2006年度版』(光文社)で、ギャラの基本ランクが180万円以上と試算される大御所。
民放各局は、地上波デジタル対策などハード面の増強で、どこの現場も制作費削減に泣いているが、「数字(視聴率)を考えると大物に頼らざるを得ない」(某局編成マン)というジレンマも。
前出の西条氏は、「新人芸人の発掘、育成が得意な日テレやフジに対し、TBSはザ・ドリフターズ、ビートたけし、さんまら大物と組んだ番組で成功した伝統がある」と期待を寄せる。
ZAKZAK 2006/09/01