 若手には負けられない?! 安藤に、膳場、麻央(写真下)はどれだけ近づけるか |
フジテレビ系「スーパーニュース」(月−金曜午後4時55分)に出演中の安藤優子(47)が、同局でのキャスター生活20年目に突入する。折しも、深夜の時間帯では、TBS系で元NHKアナウンサーの膳場貴子(31)と日本テレビ系でタレントの小林麻央(24)が今秋から登板する。ベテラン安藤が説く「トップキャスター」の条件とは−。
「正確さ、速さ、詳細さ…。あらゆる点で他のニュースには負けない、という気持ちですね」
東京・台場のフジテレビで7日、取材に応じた安藤は、「今まで支えになったものは」という質問にこう答えた。
負けず嫌いな性格は、上智大学休学中の駆け出しキャスター時代に培われたようだ。
「昔の報道局は女性がいなくて、野性味たっぷりのオジサンだらけ。叱られてばかりで最初の3年間は毎日やめたいと思っていたが、できないからやめるのは、みじめと思っていた」と振り返る。
テレビ朝日系の「ニュースステーション」などでの活躍で民放連賞、ギャラクシー賞個人奨励賞を受賞する実績を残した後、安藤は復学・一時休業した。
が、「やっぱりテレビニュースが好きなんだと、(仕事から)離れてみてわかった」(安藤)ため、1987年10月にフジの「スーパータイム」でキャスター復帰。逸見政孝アナ(故人)とコンビを組んだ。
その後は、湾岸戦争、米大統領選、阪神淡路大震災などを現地取材。さわやかな笑顔と語り口はオジサンたちにも人気だが、失敗談もある。
明電工事件で実刑判決を受けた中瀬古功氏と名字が似ていたため、中曽根康弘元首相(88)に「ナカセコさん」と間違えて呼びかけて怒らせてしまったり、番組の進行を間違えて逸見アナをア然とさせたりしたことも。
「番組に向かうスタンスが安定してきた」と自身の円熟ぶりを分析する安藤だが、「野次馬根性は変わらない」と笑う。「車を運転中でも、救急車や消防車を見るとつい止まってしまう」。
TBSでは25日から「筑紫哲也 NEWS23」(月−木曜午後10時54分、金曜午後11時30分)に元NHKアナウンサーの膳場貴子、元朝日放送アナの山本モナ(30)が登場。日テレでは10月2日スタートの「NEWS ZERO」(同)で、タレントの小林麻央がニュースキャスター・デビューする。
局も時間も違うが、後輩たちにとって安藤は、“キャスターの鑑”になりそうだ。
ZAKZAK 2006/09/08