毒舌で知られるタレントのやしきたかじんさん(57)=写真=がバラエティー番組内で話した内容で名誉を傷つけられたとして、タレントの堀ちえみさん(39)の元夫が、たかじんさんと番組を放送した毎日放送(大阪市)に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大阪地裁で言い渡された。瀧華聡之裁判長は元夫側の主張を認め、たかじんさんと毎日放送に対し、賠償金として総額330万円の支払いを命じた。
バラエティー番組内での発言がどこまで許されるか、司法判断が注目された。
被告側は、バラエティー番組内での発言は名誉棄損に対し幅があると主張していたが、瀧華裁判長は「ある程度の脚色はあるものの、視聴者はすべて虚偽であるとみているわけでもない。被告の発言は堀の言い分のみを聞いており客観性に欠け、名誉棄損に当たる」との判断を示した。
判決などによると、問題の発言があったのは、毎日放送が昨年10月18日に関西地区で放映した深夜のバラエティー番組「たかじんONE MAN」。番組内でたかじんさんが堀さんと元夫との離婚を取り上げ、「別れるときは大変やった。最高裁まで行った」「男が絶対別れへんゆうた」などと発言した。
堀さんと元夫は平成元年2月に結婚。3児をもうけたが、9年に家裁での離婚調停が決裂、堀さんが大阪地裁に離婚請求訴訟を起こし、11年、大阪高裁で和解が成立していた。
【関連記事】
◆たかじん出演料バラされた!?名誉棄損裁判の賠償金算定(2006/12/25)
◆堀ちえみ元夫、やしきたかじんに損害賠償請求(2006/02/10)
ZAKZAK 2006/12/22