米音楽界にブームを巻き起こしたラップ音楽が、最高の名誉とされるグラミー賞で主要賞の候補入りを逃した上、曲の売り上げでも苦戦が目立ち、衰退の始まりではないかとの見方も出ている。
今月7日発表された第49回グラミー賞候補には、最優秀レコード賞など主要部門で、候補入りが期待されたカニエ・ウェストやエミネムら大物ラッパーが選に漏れた。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、ラップが主要賞の候補から漏れたのは、ここ6年間で初。ラッパーの不在に、同紙は「ラップは死んだのか」と問い掛ける記事を掲載した。
今年はCD売り上げでも上位20位に入ったラップのアルバムは1枚だけだったという。
関係者からは「ギャングの生活、羽振りの良さの自慢、不良の勢力争いといったラップ音楽のテーマが時代遅れになった」との声も上がっている。(共同)
ZAKZAK 2006/12/26