 自民党から参院選東京選挙区への出馬を打診されている小谷真生子さん |
自民党が夏の参院選東京選挙区(改選数5)の公認候補として、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」のキャスター、小谷真生子さん(41)に出馬の打診をしていることが15日、分かった。党幹部が夕刊フジに明らかにした。同党はこれまで女優の藤原紀香さん(35)、元NHKキャスターの宮崎緑さん(49)に打診し断られているが、果たして3度目の正直となるか!?
東京選挙区は今回の選挙から「4人区」から「5人区」と定員増となったが、全国屈指の激戦区の一つであることに変わりはない。民主党はすでに2人の擁立を決めているが、自民党は3選を目指す現職の保坂三蔵氏(67)の公認は決定済みだが、2人目の候補者擁立には手間取っているのが現状だ。
党幹部は「保坂氏の支持層とできるだけかぶらないように、女性候補で知名度が高く、浮動票を獲得できる人を探している」と説明する。
 藤原紀香さん(左)、宮崎緑さん(右)と次々にフラれ、人選は苦戦? |
2人目の候補者選考は党本部主導で進めており、藤原さん、宮崎さんは、(1)女性(2)知名度(3)浮動票−という3つのキーワードに合致する人物として浮上した。しかし、ともに出馬の意思はないということで、自民党はあえなく断念。そこで白羽の矢が立ったのが、選挙特番などを通じて政界とのつながりが太い小谷さんだった。
自民党は最終的な意向を確認した上で、3月中にも結論を出す方針で、「クリーンなイメージで知性もあり、女性有権者にも受け入れられる」(党関係者)として、前向きな回答を期待している。ただ、「本人は消極的」(マスコミ関係者)との情報もあり、微妙な情勢だ。
一方、こうした“知名度頼み”の候補者選考に、党内からは異論も出ている。ある都連関係者はこう危惧をもらす。
「あまりにも知名度が高い候補が出ると、保坂氏の票まで持っていかれてしまう。2人が揃って当選するならいいが、まさか現職を落とすわけにはいかない」
というのも東京選挙区は、議席獲得の可能性が極めて強い公明党の候補者が決まっているほか、6年前の選挙で議席を獲得している共産党も新人が立候補予定。さらに、民主党にいたっては「攻めの姿勢で3人目の候補者も擁立してはどうか」(関係者)との声も出始めているのだ。
それだけに、小谷さんが出馬した場合、自民票の多くが小谷さんに流れ、自民は1議席しか獲得できない危険性があるというわけだが…。
ZAKZAK 2007/02/15