電通が発表した06年の日本の総広告費(推計)は、前年比0.6%増の5兆9954億円で、3年連続のプラスとなった。年前半は、前年の「愛知万博」の反動減があったものの、トリノ五輪や、サッカーワールドカップなど大型イベントの効果で盛り返した。
媒体別に見ると、テレビは1.2%減、新聞は3.8%減、雑誌、ラジオもそれぞれマイナスで、マスコミ4媒体はそろって前年水準を割り込んだ。一方、折り込み広告、ダイレクトメールなどはプラスを確保。インターネットは29.3%増と引き続き高い水準の伸びとなった。
4媒体の業種別広告費は、ファッション・アクセサリー、エネルギー・素材・機械、家電・音響・映像機器(AV機器)が好調。ただ、広告量が多い食品、飲料、化粧品・トイレタリーはマイナス。自動車・関連用品も5.2%減と大きく落ち込み、情報・通信は0.1%減だった。
07年の広告費は、個人消費の回復が期待できるとし、1.1%増の6兆613億円を予想している。
ZAKZAK 2007/02/21