北海道夕張市で、昨年まで17年続いた国際映画祭が財政破たんで中止になったのを受け、映画人らが恩返ししようと企画した「ゆうばり応援映画祭」が22日、開幕した。
映画配給会社などが協賛金を出資し、東京や夕張のボランティアが25日までの4日間、ゆうばり文化スポーツセンターで20作を上映する。
開会式で映画評論家の品田雄吉実行委員長は「映画を見て市民の皆さんの活力にしてほしい」とあいさつした。
映画祭が始まって以来通っている市内の男性(75)は「一時はあきらめていたので復活させてくれた関係者に感謝したい」と喜んでいた。
これに先立ち22日午後、JR夕張駅に映画人を乗せた列車が到着した際には、市民約100人が「お帰りなさい」「応援ありがとう」と書かれた黄色い旗を振って出迎えた=写真。
夕張市は1990年から「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を開催、国内外から多数の映画関係者や観光客が集まる同市の目玉事業だったが、財政破たんで約9000万円の事業費を賄えず中止を決めた。
ZAKZAK 2007/02/23