 GS時代の仲間とライブに参加したときの鈴木ヒロミツさん(左端)。隣は今井久さん、マモル・マヌーさん、真木ひでとさん=2006年6月30日 |
ロックバンド「モップス」でデビューし、近年は脇役としてドラマでも活躍していた俳優の鈴木ヒロミツ(すずき・ひろみつ、本名・弘満=ひろみつ)さんが14日午前10時2分、肝細胞がんのため東京都千代田区の病院で死去した。60歳だった。東京都出身。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。
鈴木さんは1967年、グループサウンズ全盛の時代に「モップス」を結成。阿久悠さん作詞の「朝まで待てない」でデビューした。その後、「たどりついたらいつも雨ふり」「気楽にいこう」が大ヒットした。74年のグループ解散後は俳優に転身。
「ロング・ラン」「飛ぶ夢をしばらく見ない」といった映画に出演したほか、「夜明けの刑事」といったテレビドラマや映画などの脇役として活躍した。また、NHKの歌番組「レッツゴーヤング」の司会、「ためしてガッテン」にも出演するなど、マルチな才能を発揮していた。
アメリカに長期滞在し、日本料理店を出すなど芸能界屈指のアメリカ通としても知られた。最近では静岡県伊豆市の茶店「一石庵」でGS時代のアーティストとコンサートをするなど活発な活動を続けていた。
同店店主の原京(けい)さんは「マネジャーを通じて訃(ふ)報(ほう)を知った。昨年7月のコンサートは元気だったので大変ショック。ずっと出演してもらっていたが、今年1月のコンサートは『忙しくて行けない』とマネジャーを通じて連絡があった。病気だとは知らなかった」と驚いた様子で話した。
ZAKZAK 2007/03/14