 インドでは、ハリウッドきってのプレイボーイもわいせつな存在でしかないようだ…(ロイター) |
舞台上で熱い抱擁を交わしたことで逮捕状が出た米俳優リチャード・ギア氏(57)。公衆の面前での女優とのキスがわいせつと判断された。ハリウッド流のリップサービスは、どうやらインドのお堅いお国事情には通じないようだ。
インド北部ジャイプールの裁判所は26日、ギア氏とインド人の人気女優、シルパ・シェティさん(31)に公然わいせつ容疑での逮捕状を出した。インドのPTI通信が報じた。
ギア氏らの容疑は、15日に首都ニューデリーで開かれたエイズ撲滅キャンペーンイベントで、シェティさんへの抱擁とほおへのキスしたことだ。
衆人環視の中でのこれらの行為が、公然わいせつにあたるとジャイプール市の弁護士が告発。同市の裁判所判事も「下品の限界を逸脱している」と判断し、逮捕状を発行した。確かに少々情熱的なご挨拶だが、裁判所の反応は過剰にも思えるのだが…。
多宗教、多民族社会のインドで、圧倒的多数を占めるのがヒンズー教徒。ヒンズー教は、カースト制という身分制度に基づく厳格な教義を持ち、インド人の精神性に大きな影響を与えているという。性表現の自由度も低く、人前での過度の愛情表現はタブー視されるという。
また、ギア氏とともに逮捕状が出されたシェティさんは、英民放チャンネル4のバラエティー番組に出演時、人種差別発言を受け、英印間の国際問題寸前の大騒動の原因ともなった女優。
今回の騒動で“お騒がせ女優”としての地位も確立しそうだ。
ZAKZAK 2007/04/27