ファイル交換ソフト「ウィニー」を使い、インターネット上で人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」などの作品をダウンロードできるようにしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室などは18日、著作権法違反の疑いで、大阪市大正区の男(29)ら計3人を逮捕、自宅を家宅捜索した。
ほかに逮捕されたのは盛岡市の男(26)と東京都足立区の少年(17)。
府警によると、ウィニーを利用した漫画配信の摘発は全国初という。発売日前に配信された作品もあり、府警は漫画雑誌を何らかの形で事前に入手、公開していた可能性があるとみて3人から事情を聴き、入手経路の解明を進める。
ウィニーのネットワークで1度流出した作品は回収できず被害は広がり続ける。府警は3人の逮捕で悪質な著作権法違反に警鐘を鳴らした。
調べでは、3人はことし1―4月、それぞれウィニーを使い漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」や「週刊少年サンデー」で連載している作品をネット上で不特定多数の利用者にダウンロードできる状態にし、漫画家の著作権を侵害した疑い。漫画家が府警に告訴していた。
ネット上での無断漫画配信をめぐっては、福岡県警が2006年2月、人気漫画9作品をインターネット上で自由に閲覧できるようにしたとして、東京都の会社役員ら3人を著作権法違反容疑で逮捕している。
ZAKZAK 2007/05/18