「とうとうビリー買っちゃった」「ビリーのおかげで筋肉痛なの」−オフィスの女性のそんな会話を耳にしたことはないだろうか。あの人気女優もビリーに夢中だという。
“ビリー”とは、深夜の通販番組で頻繁に流れるエクササイズのDVD版テキスト「ビリーズブートキャンプ」=写真右上=で、インストラクターを務めるあの筋肉ムキムキのアフリカ系米国人のことだ。
関係者によると、彼の名はビリー・ブランクス。1955年9月生まれの51歳。米ペンシルベニア州出身で、米陸軍専属トレーナーを経て、ハリウッドスターやアスリートのトレーナーとして活躍しているという。
テキスト購入者によると、「DVDでは、美女軍団を従えたビリーが、動作とかけ声、ビートの効いたサウンドに乗せて指導する。7日間の集中ダイエットプログラムは、見ているだけでも楽しい」という。見ているだけでは効かないが、DVDは4枚組で1万4700円ナリ。
日本では昨年7月から販売され、今年に入って火がついた。「売り上げは公表できないが、男女問わず20代から40代まで幅広くご購入いただいている」(ショップジャパン広報担当者)
人気の秘密を放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が解説する。
「今年に入って特に、ものすごい頻度で露出しているし、番組でタレントが、物マネなんかをするから一気に広まった。もともと空手や格闘技のマスターだったビリーが、自分で開発したエクササイズというのも、説得力があるんです」
ビリー熱は、芸能界にも蔓延。女優の米倉涼子(31、同左上)も先ごろ会見の席で、「ヒマさえあればやってます。ワン、ツー!とか言いながらやってますよ」と明かした。
ほかにも、劇団ひとり(30、同右下)や「嵐」の相葉雅紀(24)、小堺一機(51、同左下)ら愛用タレントが増えている。
「タレントは、空き時間によくやってるみたい。ビリーは、今月来日するようなので、これからバラエティー番組にも出てくるでしょうね」(デーブ氏)
もっとも、体験したタレントの中には、「見ると簡単そうだが、やりとげるのは並大抵ではない」と、早くも音を上げる人も出ている。ビリーの勢いはどこまで続くか。
ZAKZAK 2007/06/13