種子島宇宙センターがある鹿児島県を舞台に、人工衛星造りに奮闘する高校生たちを描く青春映画「天文館ロケットボーイズ」(仮題)を、鹿児島青年会議所と映画制作会社のシネカノン(東京)が共同制作する。10月ごろオール鹿児島ロケでクランクインし、来年公開を目指す。
原作の小説「2005年のロケットボーイズ」(五十嵐貴久著)は、落ちこぼれや引きこもりの高校生たちが、さびれた町工場で人工衛星を造り、宇宙を目指す青春コメディー。
小説の舞台は東京だが、同青年会議所が「宇宙センターがある鹿児島にぴったり」とシネカノンに相談。種子島や鹿児島市の繁華街・天文館で撮影することになった。鹿児島らしい物語に仕立て直すため、地元出身者から高校時代のエピソードを公募する。
同青年会議所の山下大介理事長は「鹿児島の風土や素朴なところを方言も交えて表現し、見た人が元気になるような映画にしたい」と意気込む。
シネカノンは近年「パッチギ!」「フラガール」など、地域色を生かした青春映画が好評で、同社の担当プロデューサーは「頑張った人にはご褒美があるという話を描きたい」と話している。
ZAKZAK 2007/07/05