 サッポロビール(下写真)、ユニチカと、グラビア界の王道を歩んだ村上恵梨さん |
第一線で活躍していたグラビアアイドルの村上恵梨さんが、26歳の若さで急死した。死因は盲腸がん。わずか半年あまりの闘病で、ナイスバディーが蝕まれた。
村上さんが亡くなったのは今月8日午前2時。所属事務所は当初、病名を伏せていたが、インターネット上に心ない書き込みなどがみられたこともあって、12日、盲腸のがんで闘病していたことを明かした。
マネジャーや関係者によると、村上さんが腹部に痛みを覚えたのは昨年11月ごろ。女性ということもあり、年明けまで我慢をしたが痛みが引かなかったため、実家のある愛知県内の病院で検査。このときは原因が分からず、後にがんと判明した。すぐに腫瘍摘出の手術を受けたが、若いため進行が早く、肺などに転移していた。
村上さんは169センチ、B87・W59・H85と抜群のスタイルで、DVD5枚、写真集3冊を世に出す人気者だった。
昨年12月の闘病直前には、バリ島でロケした最新DVDの発売会見で、「これからは演技の方でもファンの方に見てもらう機会を増やしたいですね」と女優願望も口にしていた。
村上さんを2003年のキャンギャルに起用したサッポロビール広報室は、「いつも笑顔でお客さんのハートをつかみ、弊社のイメージアップに多大なる貢献を頂きました。これからというときに…」と悔しさをにじませた。
また、翌04年から2年間マスコットガールを務めたユニチカの広報担当者は、「あふれんばかりの元気の人だっただけに驚いています。カレンダーのロケで中国・上海や内モンゴル自治区の工場へ行ったのですが、言葉が分からない地元の方にも、自分から一生懸命話しかけ、仲良くなっていました。言葉を超えるものを見せてもらいました」と思い出を語った。
今年1月から休養に入り、がんと闘っていたが、「最後は苦しまず、静かに亡くなった、とご家族から聞いています」と担当マネジャー。近親者のみの葬儀が10日営まれた。
■盲腸がんとは
若い命を奪った盲腸がんとは、どんな病気か。医師で世田谷井上病院理事長の井上毅一氏によると、「盲腸は、右の下腹部にあり、大腸の始まりの部分。盲腸がんは大腸がんの一種で、20代の若者の発病も珍しくはない」という。
症状は、下腹部の鈍痛や違和感、潜血便が出ることもあるが、自覚症状はほとんどないこともあり、「気づいたときには手遅れのこともある」。
原因としては、欧米型の食生活や喫煙、がんこな便秘などが考えられるが確定はできない。
「違和感を覚えたらすぐ病院に行って相談すること。特に若い女性は恥ずかしがらず、年に1回は定期検診を」
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