モスクワで6月に開かれたチャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門で優勝した神尾真由子さん(21、写真)が2日、東京都内のホテルで記者会見し、帰国後初のコンサートを控えた心境について「注目が集まり緊張はしているが、自分の中では何も変わっていないし、プレッシャーもない。今まで通りのスタンスで臨みたい」と語った。
約一カ月間滞在したモスクワでは、演奏を発表する間隔がそれぞれ5日間程度あった。「バイオリンを弾くことは好きだけど、待つのは嫌い。眠る前に課題曲が頭の中で流れる状態は良くないので、ゲームセンターに行って気分転換した」
本選の前日まで「自分は何をやっているんだろう」と迷ったり、「帰りたい」と思ったり、気分がすぐれなかった。しかし当日のリハーサルでは、チャイコフスキーにあこがれた子供のころの感情を思い出し「弾けるレベルになった」という。
神尾さんは12日に川崎市で開かれるコンサートに出演、受賞後初めて国内で演奏を披露する。
ZAKZAK 2007/08/03