“グラビア界の黒船”リア・ディゾン(20、写真)の存在感が一気に増してきた。グラビアと歌手活動に加え、リアをイメージキャラクターに起用する企業がゾクゾクと増えているのだ。
フランス系アメリカ人の母と中国系フィリピン人の父とのハーフで米国ラスベガス生まれ、ロス育ち。日本での歌手デビューを夢見て昨春、来日してからはまさにシンデレラストーリー。
週刊誌のグラビアを席巻、今年2月に出した第1弾シングルCDもチャート初登場7位と好調な滑り出し。同時発売のセカンド写真集は20万部に迫るベストセラーだ。今は雑誌のグラビアで顔を見ない週は無いほど。
一方、セクシー写真のネットでの流出や週刊誌での“秘部写真”掲載騒ぎも。そっくりさん「リナ・ディソン」のAVデビューといった“洗礼”も浴びたが、こうした騒動がかえってリアの知名度をアップさせた。
この人気、企業が放っておく訳がない。リアの所属レーベル、ビクターエンタテインメントの親会社日本ビクターは、「愛らしいルックスで男女問わず人気が高い」と4月からデジタルオーディオ商品のイメージキャラクターに起用。
また、18−25歳の女性向けにバンダイが9月から展開するレディースアパレルブランドでは、「かわいらしくて健康的なイメージがコンセプトにぴったり」とリアに白羽の矢。商品開発にアドバイスを取り入れるというから本格的だ。
この他にも、ゲーム会社「テクモ」の自社開発のゲームに、百貨店「パルコ」の水着PR、男性向けファッション誌「MEN’S NON−NO」9月号(10日発売)では創刊21年目にして初の女性単独表紙を飾るなど、日本産アイドルを押しのけての活躍ぶりは、まさに黒船級。
リアの快進撃をマーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏はこう分析する。「美貌をふりまくだけの単なる“外タレ”と違い、日本で成功しようと一生懸命なのが親近感を持てる。同性からもリアリティーをもって受け入れられている」
さらに、企業にとっては、意外な好都合も。
「旬なのでアイキャッチ効果が大きい。デビュー間もないことで鮮度もあると同時に、ギャラもまだ、それほど高くないはずなので費用対効果の点で、企業側のメリットが大きいんです」(西川氏)
CM女王になる日も近い。
ZAKZAK 2007/08/14