当欄でも紹介した高校野球の応援歌ばかりを集めたCD「ブラバン!甲子園」が売れに売れている=写真。6月27日の初回出荷わずか1000枚からスタートしたが、甲子園が盛り上がるにつれ、売り上げもうなぎ上りで、今月14日までに、7万枚を突破。発売元のユニバーサル ミュージックでは「甲子園の開幕中に10万枚はいける」と鼻息が荒い。
オリコンの総合チャートを見ても、人気は明らか。発売直後は圏外だった順位が、高校野球地方大会の日程が進むにつれ、8月6日付で65位に初登場、同12日付で31位、同20日付では、17位にまでジャンプ・アップした。
音楽関係者も、「クラシック売り場に並ぶブラスバンドの企画アルバムとしては、驚異的な反響。ブラスバンドもののCDがベスト20位以内にランクインしたことは過去もないのでは」とブームに舌を巻く。
このCD、中身の方はおなじみの夏の高校野球テーマソング「栄冠は君に輝く」をはじめ、「暴れん坊将軍」や「とんぼ」「蒲田行進曲」「サウスポー」「狙いうち」「必殺仕事人」「さくらんぼ」「燃える闘魂」など、高校野球のスタンドで演奏されるブラバン人気曲を30曲厳選。
吹奏楽団としては国内トップクラスの「東京佼成ウィンドオーケストラ」の華麗な演奏で収録した。
「楽譜は、全国800万人のブラバン高校生の8割が使っているスコアとまったく同じ。プロの演奏で聞きたいというブラバンファンの期待に応えた本格的なクオリティが売り上げに結びついた」(ユニバーサル ミュージック担当者)
また、CDとは別に、音楽配信「レコード会社直営」の「着うた・クラシック&ジャズサイト」では、トップ20の中に、この「ブラバン!甲子園」の収録曲が「必殺仕事人」や「暴れん坊将軍」「サウスポー」など14曲がチャート・インを果たした。
こうしたファンの後押しで、ついに、10月8日の「体育の日」には、東京・渋谷のC・C・Lemonホールで、東京佼成ウィンドオーケストラによるコンサート「ブラバン!甲子園」が決定。昼夜2回のコンサートで、アルプススタンドの熱気と興奮をそのまま伝えるという。
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