バラエティー番組の“高飛車キャラ”で知られる大ウケの美人女医タレント、西川史子(あやこ)(36)が26日、新作エッセー『年収4000万円にこだわる理由(わけ)』(小学館、写真)を出した。経済感覚や恋愛観など独特の“西川語録”が満載でタイトルの「年収4000万円以下の男とは結婚しない」と公言するワケの一端をこう明かしている。
≪祖父からお金の遣い方を教わった。その核心は、「印象的にお金を遣え」≫≪たとえば結婚式のご祝儀は、「3万円ではなく10万円にしろ」≫≪3万円じゃ心に残らない、10万円でないなら何も包むな≫
御祝儀を例に出しながら、≪知恵と能力があれば他人より稼げるはずの資本主義社会で、稼げないということは、すなわち無能である証拠だ−というのである≫と、かなり過激だがビジネスにも通じる一面を突いている。もっとも≪4000万円という数字は、少しオーバー過ぎたかもしれない≫と結婚相手のハードルは下がる予感も…。
それにしても、今の芸能界を見回すと、“高飛車”や“女王様”といったクールなキャラを振りかざす女性がにわかに台頭している。
鬼才タランティーノ監督が見いだした女優、栗山千明(23)、演技に凄みが出てきた米倉涼子(32)、SMコスチュームを着て「この豚野郎!」の決めぜりふで笑いを取る、にしおかすみこ(32)、そして不機嫌会見が話題を呼んだ女優の沢尻エリカ(21)。なぜウケるのか。
「今、社会の中心にいるのはアニメ、ゲームで育った世代。キャラクターに親近感を持ちやすいからなんです」と話すのはバンダイキャラクター研究所の所長、相原博之氏。
「女王様、女医、メガネっ娘は現代の典型的な女性のキャラ。中性化する社会で男性が強い女性にあこがれる面を持つのは不思議ではない」
相原氏はそう分析しつつ、こんな危惧も。
「亀田一家に見られるように盛り上がるだけ盛り上がって、批判を浴びるとバーッと叩かれるのが今の風潮。女性の場合もキャラを演じているうちに本当の自分を見失うことにもなりやすい」
それなりの覚悟が必要か。
ZAKZAK 2007/10/29