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「ナイスポ」活動停止…東京国税局が商標権差し押え

税金数億円滞納で異例の処分

 芸能スポーツ風俗情報紙の「ナイタイスポーツ」(ナイスポ)やキャバクラやホストクラブの専門誌などを出版している「ナイタイ出版」が活動停止に追い込まれた。同社が数億円の税金を滞納していることで、東京国税局は11日、同社が現在使用中のナイスポなど全ての商標権を差し押さえるという異例の処分を下した。同社はナイスポを12日発売の9月26日号で休刊する予定だったが、今回の処分で、黒字媒体も含め一切の出版活動ができなくなった。東京国税局は近く商標権を公売にかける方針とみられる。

 ナイスポは盛り場情報などに詳しいことで知られる。12日発売のナイスポの1面には『ナイスポから重大発表』との見出しで、≪ナイスポを今号、通巻1549号をもちまして休刊させていただきます≫という告知が掲載されている。

 ナイタイ出版と関連会社を含めたナイタイグループは、年商は36億円と自称していた。だが、最近は一部の媒体を除いてほぼ赤字だったようだ。同社の台所事情を良く知る関係者は「数億円の税金や社会保険料を滞納しているだけでなく、当然、印刷会社などへの支払いも億単位で滞っていて、昨年と今年で大手印刷会社の2社が取引停止になっていた」と打ち明ける。

 東京国税局が今春、同社出版物の取次店が扱う販売収入を差し押さえた結果、主な収入は風俗店などから個別に直接徴収する広告費のみとなり、その額は「月額5、6000万円前後にまで落ちていた」(前出関係者)という。

 東京国税局は盛り場や風俗業界などで知名度がある「ナイタイ」の名称を使用すれば、ある程度の収益は見込めるので商標権は売れると判断し、11日に商標権を差し押さえた。

 夕刊フジではナイスポに取材したが、不在だった。

ZAKZAK 2008/09/12

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