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脱力系!?岸部四郎、再ブレークの兆し…ブログが人気

TBS系特番「銀座の母スペシャル」司会復帰 

 自己破産から10年。心の支えだった最愛の妻、小緒理さんを昨年4月、43歳の若さで亡くすなど不幸続きだったタレント、岸部四郎(59)に再ブレークの兆しが見える。脱力系のブログがひそかにブームとなり、司会復帰のチャンスもつかんだ。でも、本人を直撃すると、やっぱり元気がなくて…。

 ハンチング帽にジャケットというオシャレな姿で現れた岸部だが、目はうつろで、動作もゆっくり。5年前に脳出血に襲われ、視野狭窄となっていたからだ。今年7月にはブログ「岸部四郎の四郎マンション」で体調不良を訴え、しばらく休業していた。

 「今も病院へ検査にはよく行ってます。結果は悪くないんやけど、スタミナ切れするんです」

 岸部の過去をあまり知らない若い世代にもブログが人気だ。本音のボヤキが受けているらしい。

 たとえば、19日付の記述は≪もう、うつですね≫と書き出し、≪仕事があると思うと、体の具合が悪くなる≫≪芸能界は元気バリバリの人ばっかりで、困ります≫という具合だ。その一方で、≪ジェロはよう見ますよ。必ず出てるから。山川豊と歌い方が似てるな≫と、芸能界への関心ものぞかせている。

 実は準備万端かと思いきや、「テレビはBSしか見ない。地上波の番組はテンポが早過ぎて、ついていけないんですよ。だから最近の芸能人はほとんど知らない」と話す。

 昔から骨董品収集などの趣味に金をかけるのが好きだった岸部が自己破産したのは、朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」(日本テレビ系)の人気司会者だった1998年。

 前妻との離婚後、生活費が苦しくなっていたところに、高利で金を借りて散財。借金は5億8000万円にまで膨らんだ。

 「周りは勝手に、僕がケチだと思っていたから、びっくりしていましたよ。あのころの自分はバカだったなあって思う」

 冷静に振り返った。

 それでも“破産芸能人”としてマスコミにたびたび登場。ドラマ出演などの仕事も来た。隣にはいつも、“保護者”のように妻の小緒理さんがいた。妻の急死による喪失感は、自己破産の比ではなかった。

 現在は、愛犬のクッキー、マロンと暮らす。

 「なんとかこの子らの面倒は見ないと。最近は散歩に連れて行くのもしんどくて、代行業者に頼んでるんやけど」

 ブログでは、その犬たちにもしばしば“脱走”されてしまうトホホなエピソードも明かしているが、暗い話ばかりではない。

 昨年末、“銀座の母”として知られる占い師、横田淑恵さんの勧めで芸名を「シロー」から「四郎」に完全に改名。「秋に大きな仕事が来る」といわれた。

 その“予言”通り、横田さんにスポットを当てたTBS系の特番「銀座の母スペシャル」(25日午後6時55分)で、「ルックルック」以来10年ぶりに司会復帰することになった。

 番組では、自身と同じく波瀾万丈の人生を歩んできた芸能人たちが横田さんと対面。今年春から活動再開した元モーニング娘。の加護亜依(20)も登場する。

 収録現場に立ち会うと、「きょうは夕刊フジが取材に来てるんです。僕が倒れるの待ってるんですって」とジョークを飛ばし、マイペースにトークを展開。加護には「昔から、ぼくはたばこを吸えないんです。吸えないまま終わってしまう…」とボヤき、笑いを誘った。

 久々の司会を終えると「筋力がないから、しんどかった。またやるかはわからない」と力なく語ったのが気がかり。今後は、小緒理さんの墓を故郷・京都に建て、趣味を生かし、70歳で古物商を開くのが夢だという。

 「お芝居の仕事が来るなら、寝てる役か病人の役がいいなあ」

ZAKZAK 2008/09/22

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