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桑田佳祐“御用達”パン店お母さん語る…姉えり子さん

スタイルよくて女優さんみたい

 サザンオールスターズ・桑田佳祐(52)の実姉、岩本えり子さんが、がん闘病の末、56歳で亡くなった。桑田が子供のころから慕っていた地元、神奈川県茅ヶ崎市の調理パン店「清月」の“お母さん”高橋ツナ子さん(74)も悲しみに暮れている。

 「気さくできれいなお姉さんでしたよ…」

 絞り出すように出した言葉の後は、嗚咽がもれた。

 2000年夏に行われたサザンの茅ヶ崎ライブの直後、えり子さんが夫と店に顔を出したことがある。

 「えり子さんがのれんをくぐってきてね、“桑田佳祐の姉です。佳祐がいつもお世話になっています”って言ってくれたんだよ」

 茅ヶ崎市内の「サザンビーチちがさき」として知られる海岸沿いに14階建てのマンション建設計画が持ち上がった際、えり子さんは反対運動の先頭に立った。署名活動で高橋さんの店も訪れたという。

 「私は、署名活動の紙を置いていきな、来た人に署名してもらうようにするからって言ったんですよ」

 ビッシリ署名が綴られた用紙をえり子さん自身が再び取りにきて、計画が変更された。

 高橋さんが、えり子さんの病状を知ったのは1年半ほど前。

 「近所の奥さんが“3キロ太った。心配しないで”ってえり子さんから言付かってきてくれて。気配りの人でした」

 地元では米カリフォルニア生活の経験を生かして、近所の人に英会話を教えていたというえり子さん。

 「スタイルが良くて、きれいで女優さんみたいでした。姉弟の仲はすごく良かった。いつかも佳祐がラジオで“国道134号で(茅ヶ崎へ)行ったんだよ”って言っていたの。私が思うに、えり子さんのお見舞いに来てたんだと思うよ…」

 高橋さんは再び声を詰まらせた。

ZAKZAK 2008/10/23

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