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神戸育ち、元ヤン…ピアニスト天平“魂の鍵盤”の衝撃

高校を中退し、とび職や解体作業

天平(クリックで拡大)

 短髪で筋骨隆々、元ヤンキーのガテン系ピアニスト、天平(てんぺい、28)=写真=が、旋風を巻き起こしている。

 神戸育ちの天平は、幼少期にピアノを学んだが、少年時代はケンカに明け暮れた。高校を中退し、とび職や解体作業員など肉体労働に汗を流した日々もあったという。

 「若いころは自分のプライドを傷つけられると衝突してしまうでしょ。血気盛んやったんかな。中学のころはターザンに憧れていてね(笑)。強い生物になりたかったんですよ」

 やがて、ロックで生きようと専門学校を経て、大阪芸大へ。「幅広いジャンルを学んだ方がいいと、クラシックを勉強するうちに、ピアノ1台で表現することのスゴさと出合いました」

 ハンガリー出身で即興演奏の達人といわれたピアニスト、ジョルジュ・シフラを聴き「衝撃が走った」という。

 「シフラからは、クラシックの枠に収まらないスケール感やハート、エネルギーを感じた。とても1台で弾いていると思えない。オケに匹敵しますよ」

 オリジナル作品の熱い思いを鍵盤にぶつける天平のスタイルが、レコード会社のディレクターの目に留まりデビューアルバム「TEMPEIZM」をリリース。現在はニューヨークに住み、日米を往復しながら活躍。一見の価値アリだ。

 コンサートは、20日午後7時から大阪・ライブホール KOO’ON/空音、26日午後7時から、東京・サントリーホール小ホールで。

ZAKZAK 2008/12/19

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