 人気漫画「弁護士のくず」に自作を盗用されたとして掲載と発行の差し止めを申し立て、記者会見する内田雅敏弁護士(左)=13日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ |
雑誌「ビッグコミックオリジナル」に連載されている井浦秀夫さんの人気漫画「弁護士のくず」の一部が、自作のノンフィクションの内容と酷似し著作権を侵害しているとして、内田雅敏弁護士が13日、井浦さんと発行元の小学館(東京)に、掲載や販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
小学館広報室は「作家とも協議して今後の対応を決めたい」と話している。
申し立てによると、内田弁護士は2001年と05年、弁護士としての実体験を基にした作品を執筆して出版。しかし最近の同誌に掲載された「弁護士のくず」の「蚕食弁護士」第1話から3話が、登場人物や筋書きなどの点で酷似しているという。
内田弁護士は「全くそっくりの盗用」と主張。今月20日発行の同誌で第4話が掲載され、このテーマが完結する予定のため、第4話の掲載や「蚕食弁護士」が載った単行本を発行しないよう求めた。
「弁護士のくず」は「九頭」という行動派の若手弁護士の活躍を描いた作品で、豊川悦司さん主演のテレビドラマにもなった。
ZAKZAK 2008/02/14