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手を使わず吸うため歯を抜く…市川崑、追悼タバコ伝説

撮影の合間、タバコに火をつける姿も絵になっていた市川監督=2001年2月27日、松竹京都映画撮影所(クリックで拡大)
撮影の合間、タバコに火をつける姿も絵になっていた市川監督=2001年2月27日、松竹京都映画撮影所(クリックで拡大)
 天国で紫煙をくゆらせているのだろうか。13日午前1時55分、肺炎のため東京都港区内の病院で92歳で亡くなった日本映画の巨匠、市川崑(いちかわ・こん)さんは愛煙家として知られていた。抜けた歯の隙間にタバコを差し込んでいたことから「タバコのために歯を抜いた」という伝説が生まれたほど。晩年は一転、新作に備えて禁煙パイプをくわえ、最期まで映画製作への情熱を熱く抱いていた。

 「チェリー」を愛し、1日に100本以上を吸っていた愛煙家だった市川監督。「くわえタバコ」がトレードマークで、監督の肖像写真といえば、絵になるタバコ姿が定番だった。

 1996年公開の「八つ墓村」の撮影現場を訪れた映画評論家のおかむら良氏は、「いつもタバコを吸っていたのに、セットには灰が全く落ちていなかった。大事なセットを汚さないよう気を使っているんだと感心した」と監督一流の美学を明かす。「かわいい毛糸の帽子をかぶっていたので聞いてみたら、『女優さんからもらっちゃってね…』と照れながら喜んでいたのが印象的だった」とも。

 “タバコ抜歯伝説”の真相は、たまたま抜けた左の上の歯のあとに、タバコがうまく収まるのに気づき、ときどき、タバコを収めては喜んでいたことから広まった。

 「手を使わないでタバコを吸うために歯を抜いたんですか?」と聞かれると、取材相手を喜ばせようと、本人も「差し込むのにちょうどよいからね」とリップサービスで応じていた。

映画「古都」撮影中、主演の山口百恵さんに演技を指導する市川崑監督=1980年8月(クリックで拡大)
映画「古都」撮影中、主演の山口百恵さんに演技を指導する市川崑監督=1980年8月(クリックで拡大)
 自他共に認めるヘビースモーカーだったが、4年前、かつて出演100本記念作「つる−鶴−」を撮った女優の吉永小百合(62)のひと言で、「あと1、2本は映画を撮りたいから」と禁煙を決行。2006年に映画「犬神家の一族」を製作中、肺がんが発見され、メスを使わない重粒子線治療を受けていた。それでも、映画製作への情熱は衰えることはなく、手帳には常に20作以上の企画案がつづられていた。

 先月24日から息苦しさを訴え、緊急入院していた。その後は一進一退を繰り返したが、13日未明、長男の建美さん、長女の舞子さんに看取られ、眠るように息を引き取ったという。

 映画評論家の垣井道弘氏は、監督が日本映画界に遺した功績をこう振り返る。「市川監督は1969年に黒澤明、木下恵介、小林正樹と一緒に『四騎の会』を結成して新しい映画製作の道を模索した。結局、それはうまくいかなかったが、4人に共通するのは撮影所で育ち、腕を磨いた職人監督ということ。4人全員が鬼籍に入ったことで、名実ともに撮影所時代が終わった」

 作風は幅広かった。「ビルマの竪琴」「鍵」などの文芸作品から「犬神家の一族」などの娯楽作で手腕を発揮する一方、吉永の「つる」、山口百恵の引退記念作「古都」や「細雪」など女優映画でも頂点を極めた。

市川崑監督の主な作品(クリックで拡大)
市川崑監督の主な作品(クリックで拡大)
 テレビシリーズ「木枯らし紋次郎」では自らタイトルバックの演出を手がけ、スピーディーなカット割の演出でテレビ時代劇に革命を起こし、150台のカメラで選手を追い「芸術か記録か」の論争を巻き起こした「東京オリンピック」や、ドキュメンタリーの枠をアニメに大胆に取り入れた「火の鳥」、SF的な演出に挑戦した「竹取物語」など、従来の枠にとらわれない映像表現を追求する屈指の映像派でもあった。

 昨年8月、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」(6月公開予定)に映画監督役で出演したのが、最後の活動になった。セリフは、「用意、スタート」「カット! OK」だった。

ZAKZAK 2008/02/14

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