 代理人とともに、掲載差し止めの仮処分申し立てに反論する井浦秀夫さん(右)=20日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ |
井浦秀夫さんの人気漫画「弁護士のくず」をめぐり、「自著と酷似し、著作権を侵害された」として、内田雅敏弁護士が雑誌への掲載差し止めなどを求める仮処分を東京地裁に申し立てた問題で、井浦さんは20日、都内で記者会見し「資料として内田氏の本を参考にしたが、ストーリーは独創。盗作と言われ、強い憤りを持っている」と反論した。
代理人の福井健策弁護士は「内田氏の著作は広く報道された実際の事件をつづったドキュメント。参考文献として掲載しなかったマナー違反は反省するが、社会的事実に対して著作権侵害は成立しない」と強調。今後、参考文献として著作名を記述するという。
漫画を連載している雑誌「ビッグコミックオリジナル」は20日、東京地裁が内田弁護士の申し立てを認める決定を同日までにしなかったため、予定通り発行された。
内田弁護士は近く、損害賠償などを求め正式に提訴する方針。
ZAKZAK 2008/02/21