 三善英史が若々しくパワーアップした |
若い世代はご存じないだろうが、演歌史に残る名曲「雨」でデビューして36年。歌手の三善英史(54)が、自らも愛用するアデランスのカツラCMに出演し、再び注目を集めている。昨年には、テレビ番組で衝撃の“ゲイ告白”。相次ぐ「サプライズ」の真意を直撃した。
【こちらも「隠したくなかった」】
カツラをかぶり、文字通り「♪雨にぬれながら」と「雨」を歌う最新CMはインパクト十分。高音の美声は健在で、かつての美少年の面影も顔に残っている。カツラをつけるようになったのは昨年9月からだったという。
「もともと僕は猫っ毛。帽子をかぶったりすると、髪がペチャンとなっちゃう。それに加えて髪が薄くなってくると、セットするのが大変。だから、カツラのおかげで、楽屋からスーッと出ていけて、ステージでも思いっきり頭を下げられるのはうれしい。髪形そのものはあまり変わってないから、なかなか気づかれないけど、僕は隠したくなかった」
 使用前(上)と使用後(下) |
隠さないといえば、昨年6月にはテレビ朝日系バラエティー「草野☆キッド」で“ゲイ告白”をした。約30年前の“女装CM”がきっかけで、“ゲイ説”が流れていた。結婚もしており、厳密にはバイセクシュアルといった方が正しい。
「“無口で暗い”ってイメージを破りたいって、お酒を飲みながらマネジャーにグチを言っていたら、あの番組のお仕事が来て。出たら、ああなったんです(笑)」
生まれは、かつて東京・渋谷の花街として栄えた円山町の置き屋。オンナだらけの環境で育ったため「言葉遣いは女の子。学校でも“オカマ”っていじめられました」と振り返る。
「自分で言うのもなんだけど、すごーく、かわいい子でした。電車に乗ると、痴漢に遭わない日はなかった」
初体験は中学3年で、相手は同級生の父親。当時は珍しいマイカーに乗るよう誘われ、寝ているすきに童貞を奪われた。20代半ばをすぎたころ、友人のピーター(55)に新宿2丁目に誘われ“ゲイ人脈”が広がっていった。
「当時は美川憲一さんもお店をやってらして。今でも仲良くしてる店はあります。でも、僕はソッチのほうは昔から淡泊。好きなタイプ? いかにもデブ、というのは嫌だけど、ポッチャリとした体形の人かな」
芸の道も邁進中。中年世代が今もカラオケで愛唱する「雨」は「感情を出しにくく、実は難しい曲。僕も日本歌謡大賞の予選のときよりもうまく歌えたことがない」。
その永遠の“課題曲”に再挑戦する「雨 2008」を夏にリリースする予定。昨年の“おネエブーム”に続くムーブメントを起こせるか。
ZAKZAK 2008/02/29