 覆面歌手YOKOのデビュー曲「闘りゃんせ」のジャケット(クリックで拡大) |
ナゾの女性覆面アーティスト、YOKOがニューミュージック界の女王、中島みゆき(56)が作詞作曲を手がけた書き下ろし作品で鮮烈デビューを飾る。「大人の女の情感を歌いたい」と、YOKOがみゆきに直訴したことがきっかけで生まれた。
23日発売されるデビュー曲は「闘(とお)りゃんせ」(ワーナー)。
音楽関係者によると、YOKOは既婚の30代で、過去にほとんど歌手経験はなく、これが実質的なデビューになる。かねてみゆきをリスペクトしていたYOKOが昨年夏、大人の女の率直な気持ちを歌いたい、そんな歌が欲しい−と願いをつづった手紙をみゆきに送った。その手紙を読んで心を打たれたみゆきが「既存の曲ではなく新たに作りましょう」と、昨年9月から始まったコンサートツアーの合間を縫って新曲を書き下ろした。
「闘りゃんせ」は、人生に迷い、立ち止まりかけた女の心情が深く刻まれた“みゆき節”が炸裂。スケジュールの都合でみゆき本人はレコーディングに立ち会えなかったが「みゆきのコンサートで演奏するバンドが参加、YOKOは感動で泣いていた」(スタッフ)という。
発売前からテレビ局の壁を越えて4つの番組のタイアップを獲得しているのも異例だ。
先月、終了したテレビ朝日系「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」で挿入歌として使われ、その反響から同局系「恋愛百景」(月曜深夜)のエンディングテーマ曲に起用。さらにTBS系の昼ドラ「ママの神様」やフジテレビ系「HEY! HEY! HEY!」(2−3月)のエンディングも獲得した。
カップリング曲には、みゆきから「あなたにはこの曲が似合う」と直々にすすめられた「誕生」のカバーを収録した。
ジャケットに登場する人形と衣装は、日本を代表する人形師のホリ・ヒロシ氏が手がけた。YOKOをモデルに等身大の人形を作り、未来に向かって羽ばたきたいというYOKOの願いを3メートルに及ぶ羽根や蝶で表現した。ホリ氏が実在の人間をモデルに人形を作るのは初めてという。
ZAKZAK 2008/04/11