ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」を右翼系団体向けに上映するイベントが18日、ライブハウス「ロフトプラスワン」(東京都新宿区)で開かれ、「不快だ」「反日映画だ」などと非難の声が上がる一方「思ったほど反日ではない」との感想もあり議論が白熱した。
首都圏の右翼団体幹部ら約150人が参加。上映後に一水会の木村三浩代表が「右翼の反対で上映が中止に追い込まれたとのイメージがつくられ、警察の規制が強まるのは問題だ。映画を見た上で内容を議論したい」と趣旨を説明した。
正気塾の中尾征秀郎塾頭は「靖国神社を誹謗(ひぼう)している。多くの人に見てもらい、こんな反日映画に日本の助成金が出たことを訴えたい」と主張。防共新聞社の福田邦宏主幹は「騒げば注目されるので徹底的に無視するのが有効だ」と述べた。
一方で、国民協議会の阿形充規議長は「民族派が毅然(きぜん)と参拝し、しっかりした主張があることも取り上げている。多くの日本人が(左翼より自分たちに)同感するだろう」。民族革新会議の山口申議長も「東京大空襲を経験しているので、目頭が熱くなった。中国人の作品なら、このような作り方しかないと思う」と肯定的に受け止めた。
【関連記事】
◆「反日」「そうでもない」…右翼、靖国上映で議論白熱(2008/04/19)
◆映画「靖国」試写会に右翼幹部ら150人大結集(2008/04/14)
◆映画「靖国」が香港で受賞…配給側「芸術性を評価」(2008/03/27)
◆映画「靖国」上映を取りやめ…「テナントに迷惑も」(2008/03/27)
ZAKZAK 2008/04/19