 モダン芸術に誘う谷原章介(クリックで拡大) |
イケメンと美術館が異色コラボ−。俳優の谷原章介(35)が26日から東京・上野の東京芸術大学大学美術館で開催される「バウハウス・デッサウ展」(産経新聞社ほか主催)で、音声ガイドのナレーションを務めることになった。
低い美声。じっくり鑑賞する耳にやさしく語りかける。「ナレーションの仕事は好きです。役者の仕事は見た目、芝居、声で成り立っているけど、純粋に声だけの世界。語尾を上げたり、強く出たり、と工夫するのが面白い。今回は聞き手と作品が主役。邪魔しないよう気をつけました」
バウハウスは1919年にドイツで誕生し、カンディンスキーやクレーといった巨匠が教鞭をふるった造形芸術学校。展覧会はデッサウ市に拠点を置いていた時代に焦点を当て、コレクションから日本初公開146点を含む約260点を展示。イスや照明器具のプロトタイプ、舞台写真、建築図面などが鑑賞できる。
谷原自身も高校卒業後、アートスクールに在籍。日用品などの新しいデザインを提唱するテレビ番組「ニューデザインパラダイス」(フジテレビ系)のナビゲーターを務めたことがある。家具にこだわりがあり、自宅には「買いすぎて置く場所がない」ほどのイスがあるという。
「人間は人生の3分の1は寝ている−ってよくいいますけど、3分の1は座っていると思うんです。座るイスの角度、高さが違うと、景色の見え方が変わるんですよ」と、“イスフェチ”ぶりをのぞかせる。
「会場には、バウハウスのマイスターがデザインしたイスの実物に座れるコーナーもあるので、僕も座ってみたい」と声を弾ませた。7月21日まで。
ZAKZAK 2008/04/21