福田内閣の支持率が20%を切るほど低迷する中、SMAP・木村拓哉(35)が総理大臣役に挑戦しているフジテレビ系の月9ドラマ「CHANGE」の12日放送の初回が23.8%の高い平均視聴率を記録。瞬間最高は午後10時15分の26.6%だった。4月クールドラマの初回の平均視聴率では仲間由紀恵(28)主演の「ごくせん」(日本テレビ系、土曜午後9時)がマークした26.4%にはわずかに及ばなかったが、日本は今、「木村総理」を待望している!
木村の“支持率”は、福田首相をあっさり抜いた。
毎日新聞と共同通信が今月1、2日に実施した全国世論調査によると、内閣支持率はそれぞれ18%、19.8%と、政権発足以来のワースト記録を更新した。
そんな中、何とも皮肉だが、ドラマの世界では内閣の“支持率”が上々の船出となった。
ドラマは、政治家の父、後継者の兄を亡くした小学校教師(木村)が政治の世界に引き込まれ、総理大臣にまで担ぎ出されるというストーリー。
木村は、これまで月9ドラマ枠でヒット作を連発。さまざまな職業を演じた末、ついに総理に上り詰めた。レギュラーバラエティー番組「SMAP×SMAP」の人気コーナー「ビストロSMAP」では、実際に総理大臣に就任する前の小泉純一郎、安倍晋三両氏と共演したこともある。
だが、役作りについては、制作発表で「イメージしている政治家はいないです。小泉さんも、安倍さんもキャラクターが強い方たちなので、勝手に引用してはいけない気がする」と語っていた。今後、木村ならではの総理像がどう出来上がっていくのか、ドラマの展開に注目が集まりそうだ。
内閣を支えるのは、有能秘書役の深津絵里(35)、選挙プランナー役の阿部寛(43)といった豪華な面々。報道陣からの「実際に出馬依頼が来たら?」の問いには、「ふかっちゃん(深津)に相談します」と笑顔で答えていた。
一方、同じSMAPの草なぎ剛(33)と田中麗奈(27)のコンビで韓国人気映画をドラマ化した「猟奇的な彼女」(TBS系日曜午後9時)の視聴率は、初回13.5%から下降線をたどり、11日の第4話は7.0%と厳しい“支持率”。巻き返しができるか。
【木村拓哉主演の月9ドラマ 視聴率の推移】
放送日時 作品名と職業 初回 最高 平均
96年 4〜 6月「ロングバケーション」(ピアニスト)30.6 36.7 29.6
97年10〜12月「ラブジェネレーション」(広告マン)31.3 32.5 30.8
01年 1〜 3月「HERO」(検事) 33.4 36.8 34.3
02年 4〜 6月「空から降る一億の星」(料理人) 25.7 27.0 22.6
04年 1〜 3月「プライド」(アイスホッケー選手) 28.0 28.8 25.1
05年 4〜 6月「エンジン」(レーサー) 25.3 25.3 22.5
08年 5〜 7月「CHANGE」(総理大臣) 23.8 − −
ビデオリサーチのデータを元に集計。関東地区。単位は%(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
ZAKZAK 2008/05/13