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細木数子の“ズバリ”に川田アナ「本番号泣」の過去
一昨年の特番で「孤独じゃないの?」

細木数子さん(左)の直言に涙を流していた川田亜子さん
細木数子さん(左)の直言に涙を流していた川田亜子さん
 自殺したフリーアナウンサー、川田亜子さん(享年29)はTBSの看板アナ時代、社内で孤立し、悩んでいることを涙ながらにテレビ番組で明かしていた。いつもは辛口で鳴る占い師、細木数子さん(70)が温かく励ます場面が、今思うと、何とも切ない。

 番組は、2006年10月3日に放送された人気番組「ズバリ言うわよ!」の拡大版「炎の4時間メッタ斬りSP」。TBS系の全国の放送局の女性アナ33人がさまざまなアンケートに答え、細木さんから人生訓を授かるという企画に、川田さんも参加した。

 「正直、女子アナは男にモテる」という項目に、川田さんは「私はNOです」と回答。

 続いて「職場でイジメられた、もしくはイジメた事がある」との項目には、「YES」。川田さんは、初めのうち「私はそういう役というか、(後輩に)厳しく言ってしまうことが多くて…」などと穏やかに語っていたが、細木さんの次の言葉で表情が一変した。

 「悪キャラを局から押しつけられてるんでしょ。そして、それを甘んじて受けて、やりこなす中で守ってくれる人が周りにいないね? ちょっと、心に悩みがスゴくあるね?」

 本心を突かれたのか、川田さんは堰を切ったように大粒の涙を流しだした。

 「悪キャラのイメージになって、孤独なポジションに入ってるんじゃないの?」と細木さんが問いかけると、「はい…」とうなずくのが精いっぱい。

 細木さんは「公私混同しちゃダメ。仕事が来たら、悪キャラを大いに演じなさい。いいのよ、ビジネスなんだから。悪キャラに甘んじなさい。終わったら、パッとチェンジして」とアドバイスし、こう続けた。

 「あなたほど美しく、しっかりしたお嬢さんがモテないわけないのよ。自信持ってやりなさい。泣いてちゃだめだ。泣くぐらいなら辞めなさい。歯をくいしばってやりこなす根性があって超一流のアナウンサーになる」

 細木さんの励ましに、川田さんの顔は次第に晴れやかになっていったが…。

 この特番から約半年たった昨年3月、川田さんは退社しフリーへと転身した。本人は「報道の仕事をしたい」と説明していたが、「当時の週刊誌上では、同僚アナとの不仲説がおもしろおかしく書き立てられ、相当傷ついていたようだ」とベテラン放送作家は振り返る。

 一方、TBSに限らず、女子アナ人気が番組の視聴率をも左右する今のテレビ業界では、民放各局が独自にアナウンサーそれぞれのキャラクターをどう際立たせるかを研究しているという。

 「民放の局アナは他の社員と違い、新人でも即戦力として期待される。局によっては入社内定の段階から各人のキャラを引き出し、成功しているケースがある」(放送関係者)

 だが、アナウンサーにしてみれば、合わないキャラを演じさせられるのは苦痛以外の何者でもない。

 過去にTBSでは、バラエティー番組でコスプレをやらされるなどの“アイドル”扱いを嫌がり、退社していった先輩女子アナの例もあった。

 前出関係者は「局アナだって会社員。ビジネスと割り切るように言った細木さんは正しい。川田さんはどう受け止めたのかはわからないが、扱いは相当嫌だったのでしょう」と語る。

 細木さんの事務所に改めてコメントを求めたが「差し控えたい」としている。

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