 フレディの雄叫びがスクリーンで蘇る(クリックで拡大) |
会話はもちろん、シャウトなんてもってのほかの映画館がコンサート会場になった。英ロックバンド「クイーン」が1981年11月、カナダ・モントリオールで行ったライブ映像が映画館で上映される。劇場側も「思う存分叫んでください!」と呼びかけている。
伝説のカリスマ、フレディ・マーキュリーが「クレイジーになりたい?」と呼びかけて始まる伝説ライブ。全盛期のクイーンを伝えるファンには名高い映像だ。様子を収めた映画用の35ミリ原盤フィルムが保存されており、クイーンのギタリストで科学者の顔も持つブライアン・メイ(60)が技術者たちと手を組んでデジタル処理。現代のハイビジョンと遜色ないほどの映像と音楽で蘇った。
デジタルシネマが主流になり、今一番音響設備が整っているのはシネコンのデジタルシアターと言われるほど。すでに北米ではシネコンでライブ映像が上映され、音楽ファンに喜ばれている。一方、ビジネスチャンスが増えるとして映画館側も歓迎している。
「スクリーンでライブなんて燃えない」という声もあるが、今回の映像上映を企画したシネコン「新宿バルト9」の担当者は「今年の春、シークレットで人気バンドのコンサートを中継上映したが、圧倒的な音響に観客も総立ち。ロックの重低音とシネコンの音響は相性が良い。クイーンを皮切りに、今後もライブ映像を上映していく」と話す。
「Queen Rock Montreal cine sound ver.」は12日から東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7で。順次全国公開される。
ZAKZAK 2008/07/04