 多くのミュージシャンに影響を与えたジミヘンのギタープレイ(AP、クリックで拡大) |
17日付の英新聞各紙によると、米国の天才ロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが1967年3月に、ロンドン北部アストリアで演奏中、火を付けるパフォーマンスを初めて見せたギターが競売に掛けられることになった。
競売は9月4日にロンドンで行われ、米ロックバンド、ドアーズのボーカル、ジム・モリソンの最後の詩集など、ロック界のレアものグッズとともに出品される。ヘンドリックスのギターは推定落札価格が最低でも50万ポンド(約1億500万円)と予想されている。
このギターは「1965年製フェンダー・ストラトキャスター」。当時ヘンドリックスの報道担当だったトニー・ガーランド氏のおいが両親の自宅の車庫で昨年発見した。ガーランド氏は当時、ヘンドリックスに「これから火を付けるパフォーマンスをやるから」とライターを買いに行かされたという。
演奏中のギターに火を放ったヘンドリックスは、このとき陶酔しながら手に軽いやけどを負って病院へ搬送された。ギターはネックなどを損傷したが、その後、スタッフにより修復されていた。
ヘンドリックスは、“ストラトの魔術師”といわれ、左利き奏法など数々のサウンドマジックで知られた。火を付けるパフォーマンスは67年にも米カリフォルニア州モンタレーで開かれたロックフェスティバルで行われ、ロック史に残るプレイとしてファンの記憶に刻まれている。
ZAKZAK 2008/07/18