 全米で女性の支持を集めるサラ・ジェシカ・パーカー(クリックで拡大) |
サラ・ジェシカ・パーカーは不思議な女優だ。顔は長めだし、鼻だってちょっと長すぎる。プロポーションは抜群だけれど、かなり小柄で、完璧な美形というわけではない。その彼女が映画「セックス・アンド・ザ・シティ」であんなに美しく輝いてるのだから。
テレビシリーズの「セックス−」でファンになる前に、テレビのトークショーでサラを見たことがある。ホストのデービッド・レターマンは、好みが態度に出るアクの強い人だが、その彼がメロメロ。彼女もはにかんだような笑顔で、母の再婚で7人の兄弟を持ち、子役として家計を助けた、といった話をユーモアを交えて話していたように記憶している。フランクな話しぶりや、話の内容に好感を持ったものだった。
もちろん彼女は演技力も確かだけれど、ダントツ人気のワケは、そんな彼女の人柄と卓越したファッション・センスにある。「セックス−」ではむろん専属デザイナーがいるが、他の3人の共演女優と比べても、ひときわ際立つ存在。
口の悪いファッション評論家も、リスクを辞さないサラには一目置き、“ファッション・アイコン”の名を欲しいままにしている。
そのいい例が、先日ロンドンで行われたこの映画のプレミア・ショー。長い鳥の羽根のついた帽子をかぶって登場し、ファンの度肝をぬいた。賛否両論が起きたが、この冒険心こそが彼女の真骨頂。マスコミの目も集中し彼女のガッツを見る思いだった。
好事魔多し。サラの顔を馬に例えた悪意に満ちたサイトが登場し、ファンを激怒させた。インターネットの暴力ともいえる現象だが、これも有名税なのだろうか。さらにオシドリ夫婦といわれた俳優の夫マシュー・ブロデリックの不倫が先週、突然ウワサに。
しかし「息子のために別れない」とサラがコメントしたともいわれ、先日NYの街に仲良くツーショットで現れた。こんな冷静な対応ぶりが好意的に受け取られているようだ。
映画ももうすぐ日本公開。日本コカ・コーラのCMにも起用され、日本でも彼女のオシャレな魅力が存分に楽しめることだろう。(板垣眞理子)
ZAKZAK 2008/08/06