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フォーリーブス青山孝史さん死去…肝がん闘病、57歳

娘のために1秒でも…

 1970年代に一世を風靡した4人組アイドル「フォーリーブス」のメンバーで、「ター坊」の愛称で親しまれた青山孝史さん=孝から改名=が28日午前7時、肝がんのため都内の病院で死去した。57歳だった。所属事務所によると、先週末に容体が急変し、家族や親しい関係者が最期を看取ったという。

 残るメンバーの江木俊夫(56)、おりも政夫(55)、北公次(60)の3人は同日夕、TBSで会見する。葬儀・告別式の詳細は未定。

 今月、壮絶ながん闘病が公になったばかりのター坊の、あまりにも早い別れとなった。

 青山さんが体調の異変に気付いたのは昨年10月。2002年に再結成したフォーリーブスのメンバーとして、昨年4月から始まった全国ツアーの最中だった。ツアーは1年をかけて全国50カ所を回るもので、青春時代をフォーリーブスに夢中になったオールドファンを喜ばせていた。

 病院で精密検査を受けたところ、本人が「肝がん」と告知を受けた。予想もしなかった。即座に入院、抗がん剤治療が始まった。メンバーにも告知。一時は腹水が10キロ以上もたまるなど一進一退の病状で、青山さんの体調を心配したメンバーはツアーの中止を考えた。

 だが、「4人そろわなければフォーリーブスじゃない」と青山さんがツアー続行を強く訴え、3人も青山さんの意気込みに押されてツアー続行を決意。青山さんは最近のコンサートでは2時間のステージで30分出演するのがやっとの状態だったが、メンバーに「迷惑をかけて申し訳ないが、ステージに出してくれてありがとう」と感謝していたという。

 青山さんは77年にタレントの嶋田じゅんと結婚、2児をもうけたが後に離婚。現在は再婚した一般女性との間に小学4年生になる娘がいる。「娘のために1秒でも長く生きていたい」と語っていた。

 青山さんが命をかけて続行を誓ったツアーは、最終の3月29日の東京厚生年金会館公演を含め、あと3回6公演。所属事務所によると、遺志を継いで残りのメンバーで公演を行う意向だという。

ZAKZAK 2009/01/28

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