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もう“ダサイタマ”とは…全国屈指のマンガの聖地に

県は専門部署を設置

 かつて「ダサイタマ」と揶揄された埼玉県が、全国屈指のマンガの聖地にCHANGEしている。人気アニメ「らき☆すた」の舞台、鷲宮町にファンが押し寄せるという現象を受け、同県教育委員会所管の財団が調べたところ、県内を舞台にした作品は20作を超えていた。アニメへの登場を機に志願者が急増した高校もあり、県観光振興室は専門の部署を設置。マンガは県政をも動かしている。

 高校野球をテーマにした人気アニメ「おおきく振りかぶって」(TBS系)のオープニングに登場するのは県立浦和西高(さいたま市)の正門。原作者で同高OGの女性漫画家・ひぐちアサさんが描いた1シーンは一昨年から同校のサイトや学校案内の冊子にも使われ、問い合わせが殺到した。その結果、受験競争率は県内最高の7.13倍に達したという。

 「昨年の学校案内は1万4000部制作しましたが、すぐに底をつきました。アニメをきっかけに実際に本校を訪れ、イメージ通りの自由な雰囲気としっかりした指導体制を評価してくださる方が多いのは喜ばしいことです」(本田昇教頭)

 県内を舞台にしたマンガ、アニメの企画展「マンガ聖地巡礼inサイタマ☆〜文学Vsマンガpart2」を3月15日まで開催する「さいたま文学館」(桶川市)の学芸員、白井哲哉さんによると、マンガの舞台は主に県南部と県東部に集中。県南部は前述の「おおきく−」を始め、スポーツマンガのモデルが多いという。

 「元祖は70年代のスポ根ブームを牽引(けんいん)した『赤き血のイレブン』の浦和南高や『エースをねらえ』の浦和西高。最近では、80年代の恋愛スポーツマンガ『ラフ』の埼玉栄高(さいたま市)やギャグマンガ『行け!稲中卓球部』のさいたま市立大谷口中、『ウィンドミル』の“浦羽市”が有名。また、『ラストイニング』は新座市近辺が舞台で、登場人物に県内の市町村名が使われています」

 一方、県東部は90年代から急速に台頭。春日部市を舞台にした「クレヨンしんちゃん」をはじめ、「とっても!ラッキーマン」「らき☆すた」など、県南作品とは明らかに趣を異にしている。

 「急速な宅地開発の歴史が、マンガの成り立ちにも影響しているのでは。80年代には“ダサイタマ”の影響で、ド田舎を強調した『こちら埼玉山の上大学ボクシング部』『飛んで埼玉』などの自虐マンガも出ましたが、そのころに比べると隔世の感があります」(白井さん)

 大手ポータルサイトも、埼玉を舞台にした人気マンガ・アニメランキングを発表。すでに埼玉には「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ、「らき☆すた」の柊かがみ・つかさ、鉄腕アトムがそれぞれ春日部市、鷲宮町、手塚プロダクションがある新座市の「特別住民」となっており、“聖地”の評判は高まるばかりだ。

ZAKZAK 2009/02/14

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