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米アイドル、アジア人蔑視ポーズで3600億円訴訟?

指で目を横に引っ張り

マイリー・サイラス(クリックで拡大、ロイター)

 日本でも放送された米ディズニー・チャンネルのドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」などで人気になったアイドル歌手で女優のマイリー・サイラス(16)が、友人と撮った個人的な写真でアジア人を蔑視するポーズをしたとして、全米のアジア系住民から総スカンを食らっている。事態はロサンゼルス在住のアジア系住民が訴訟を起こす騒ぎに発展し、判決次第ではサイラスに約3600億円の賠償が命じられる可能性まで浮上しているという。

 米メディア「アクセス・ハリウッド」などによると、サイラスが恋人で歌手のジャスティン・ガストンを含む友人らとともに写した写真が先週、何者かによってインターネット上に公開された。写真でサイラスらは、指で目を横に引っ張るポーズをとっていたが、これは目が細いアジア人をからかう表現とされ、米国でアジア・太平洋系住民の社会的・政治的な福祉の向上を目指す全米中華系団体「OCA」が謝罪を求める騒ぎとなった。

 「からかわれ、侮辱されてきたアジア系の人々の長く不幸な歴史に、新たに深く刻み込まれるような出来事だ」と怒り心頭のOCAに対し、サイラスは当初、「ただ面白い顔をしただけ。騒ぎすぎぃ」と無邪気にコメントしていた。だが、その後の騒動拡大を受け「私たちの写真が誰かを傷つけたのだとしたら心から謝罪します」と反省の弁をブログに書き込んだ。

 しかし、昨年6月にも、当時15歳ながら米ファッション誌にセミヌードを披露して全米の良識派から非難を浴びていたサイラスを擁護する者は少なく、ロサンゼルス在住の韓国系女性にいたっては、周辺に住むアジア太平洋系住民約100万人を代表して訴訟を開始。最低でも1人あたり4000ドル(約36万円)の損害賠償を請求するとし、万が一これが認められれば賠償総額は約3600億円にも達することになる。

 訴状によると、女性は告訴の理由について「マイリーは自分の行動がメディアに大きく取り上げられるということを認識しているはず。また、あのようなしぐさは人種差別の一つであり、アジア太平洋系の人種の外見をバカにしたものであると分かっていたはず」としている。一方、サイラスの代理人は17日までにコメントを出していない。

ZAKZAK 2009/02/18

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