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さんまがホレた大江裕…まさかの北島ファミリー入り

「のろま大将」で歌手デビュー

 TBS系「さんまのスーパーからくりTV」(日曜午後7時)の企画“替え歌甲子園”で人気者になった大江裕(ゆたか、19)が「のろま大将」で歌手デビューを果たした。言葉遣いはバカ丁寧だが、何をやらせても不器用。ところが、明石家さんまが歌手修業のドキュメントとして取り上げると大評判に。まさかの北島ファミリーの座まで射止めてしまった。

 大江は大阪府岸和田市出身。幼少時からカラオケ好きの祖父に手ほどきを受け、北島三郎(72)を将来の師と仰いでテープをそろえるなど“演歌一色”で過ごした。

 友達もカラオケ喫茶の高齢者ばかりで、口癖は「恐れ入ります〜ぅ」「左様でございます〜ぅ」と“若年寄”のようにバカ丁寧。一方、勉強や運動はダメで、極度のあがり症。カラオケ大会も予選落ちが続いた。

 ところが、2007年1月に「からくりTV」の“替え歌甲子園”に出演すると、司会のさんまが膝を打った。すぐに持ち味を見抜いて、あの天才画家、ジミー大西を扱ったように、「北島三郎の心に触れる旅」など、大江に焦点を当てた企画に変えてしまったのだ。

 もちろん、大江にそんな事情など飲み込めるはずもなく、〈和太鼓の修業では、体力強化のためランニングを指示されたのに、ランニングを着て練習した〉〈漢字のテストで「わ(割)る」を「÷」と書いた〉〈太鼓練習用のタイヤを少年にカツアゲされた〉など天然ボケを連発。

 一方では、北島の公演を見学した際に会場前を掃き清めて入場。北島の実家を訪れた際には玄関の草むしりをし、家屋に背を向けずに退散…。そんな古風というか、一途な思いが視聴者の笑いと共感を呼び、昨年秋、難攻不落の北島事務所から「門下生」としての許可が下りた。

 北島の内弟子とならずにファミリーに入るのは初。しかも、2月に出したデビュー曲は北島(=原譲二)が曲をつける破格の扱い。大江は「北島先生には『お前の運はスゴイ。大事にしろ』と言われました。さんまさんの恩も忘れません。皆さまの心を震わす歌手を目指す所存でございます〜ぅ」と話している。

 ■28日に大阪府岸和田市内2カ所で凱旋キャンペーン。東京・日生劇場での北島三郎公演(4月1〜7日)にゲスト出演する。

ZAKZAK 2009/03/23

大江裕

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