MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

芸能ホーム > 芸能 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

15年の人気シリーズに幕…「ER」が残したもの

LA発芸能WATCH

 1994年のスタート以来15シーズン、15年に渡って全米で放送されてきたNBCテレビの人気ドラマシリーズ「ER緊急救命室」が今月2日、惜しまれつつ幕を閉じた。米国テレビ史上、ドラマとしては3番目の長寿番組だった。いかに大スターが主演しようが、質が高かろうが、視聴率が伴わなければシーズン途中でも平気で打ち切られる冷酷な世界では、やはりスゴイことだ。

 「ER」は「ジュラシック・パーク」で有名なベストセラー作家マイケル・クライトンが、医学生時代の体験を書いた小説のドラマ化。自身が脚本・総指揮をとってスタートし、90年代後半に高視聴率を続ける大ヒット番組となった。

 振動のない移動撮影機材、ステディカムを駆使した臨場感あふれる映像は「ERの壁に止まったハエになったような気になる」と話題になった。

 プレイボーイの小児科医を演じるジョージ・クルーニーに、釘付けになったファンも多かった。97年にはドクター・グリーン役のアンソニー・エドワーズとクルーニーの提案で、東海岸と西海岸の時差に合わせ2度にわたって生中継でドキュメンタリー風のエピソードもオンエアされた。生々しさと斬新さに驚いたのを覚えている。

 10年前にERを離れ映画界で大成功を収めたクルーニーが、フィナーレのために戻ってくるかどうかにマスコミの関心が集中した。そして、先月、クルーニーはファンの期待に応え特別出演。ふっくらした顔立ちの無名の俳優だった彼は、今や大スターとして渋みを増し、ゲストのスーザン・サランドンとの共演で見応えのあるエピソードとなった。

 最終回は、オリジナル・キャストで研修医を演じたノア・ワイリーや黒人の敏腕外科医役だったエリク・ラ・サルらが顔をそろえた。

 後発の「グレイズ・アナトミー」のようなセクシーな医療ドラマや、英国人俳優ヒュー・ローリーのアウトローな医師が人気の「Dr.HOUSE」などに追い上げられながら幕を閉じたが、残した功績は大きい。

 ロスのワーナーブラザースの第11スタジオは「ERスタジオ」と命名され先日除幕式が行われた。プロデューサーが「エミー賞22個獲得、123のノミネートという快挙を遂げた。このスタジオで3万3000時間、331のエピソードが収録され、出演した俳優は5500人を超えた」と感謝を捧げた。テレビドラマのひとつの時代が終わった、という一抹の寂しさが残った。(板垣眞理子)

ZAKZAK 2009/04/08

マイケル・クライトン

芸能ニュース

もっと見る