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本音話せたのか…草なぎ謝罪会見、沈黙20秒の真相

「どんなとき飲むか」と問われ…

 本音は話せたのか−。公然わいせつの現行犯で逮捕され、24日に送検後、処分保留で釈放されたSMAPの草なぎ剛(34)。この日の夜、都内で行われた謝罪会見で「大人として恥ずかしいことをした」と何度も頭を下げ、反省の言葉を繰り返した草なぎが会見中、質問に20秒間何も答えられない場面があった。沈黙が意味するものは、いったい何だったのか。

【メンバーも危惧していた酒癖】

 300人の報道陣が詰めかけた東京・表参道のビクターエンタテインメント会議室。午後9時過ぎ、黒のスーツ姿で現れた草なぎは深々と一礼した。隣には東京地検特捜部出身の矢田次男弁護士。うつむきがちながら、相次ぎ浴びせられる質問に丁寧に答え続けた。“いい人キャラ”を持ち味としてきた本来の草なぎに戻ったような光景だった。

 逮捕当時の全裸奇行には伏線があったようだ。

 「酔って記憶を無くしたことはあるか」と問われ「外で裸になったことは今までなかった。けれど、(香取)慎吾と(自分の家で)飲んだときにパンツ1枚になったことはあった」と脱ぎグセがあったことを認めた。会見場に一瞬、ざわめきが走った。草なぎは「…今日みたいな事件をメンバーは考えていたと思う」と続け、SMAPのメンバーが酒癖の悪さを危惧していたことを明かした。

 草なぎが語気を強めたのは「ストレスのせいか」「プレッシャーか」と聞かれたとき。間髪入れず「ありません!」と即答したが、続いて「どんなとき酒を飲みたくなるのか」と問われると絶句。約20秒間、何も話せなくなった。そして絞り出すように「もともと本当にお酒が好きだったので…」。さらに数秒黙り込み「ごく普通に、仕事が終わった後とかに飲みたいというか…」と、消え入りそうな声で語ったのだ。

 質疑前にも、矢田弁護士が「むしゃくしゃして飲んだというような報道があるが、そのような事実はない」と念を押していた。

 まじめキャラで清潔感あるCMに多数出演。ドラマや映画では、がんで余命1年の教師や全盲のマッサージ師といった難役を次々とこなし、SMAPきっての演技派として活動してきた草なぎ。そのプレッシャーは想像に難くない。

【“いい人”キャラとのギャップ背負い】

 民放関係者もこう明かす。「バラエティー番組で飲酒までしてしまうように、本来の性格は明るいキャラ。だがCMタレントや俳優としては、家庭的な“いい人”キャラを求められる。そのギャップを常に背負っている。いつしか心の奥底に、ぬぐいきれないよどみを積もらせていたのではないか」

 これは会見外でのやりとりだが、鳩山邦夫総務相が事件直後に「最低の人間」と言い放ったことを弁護士から聞かされた草なぎは、「全くその通り。僕は最低です」とうつむいたという。それほどナイーブな性格なのだ。

 現在、処分保留の状態で捜査は続いており、近く略式起訴か起訴猶予処分が下される見込み。復帰へのシナリオは、その結果を見てから練られる予定だ。

 今回の一件で宣伝が取りやめになっている主演映画「BALLAD 名もなき恋のうた」では悲運の武将役を演じている。この映画が公開される9月5日が復帰の一つのメドとみられる。

ZAKZAK 2009/04/25

草なぎ剛

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