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小向美奈子よ、胸を張って生きろ!パパの素顔とは…

高須基仁・人たらしの極意

 東京・浅草にある私の会社に23日の昼下がり、「ストリッパーへ転身か?!」と、うわさされている元グラビアアイドル、小向美奈子の実父、小向勝雄が現れた。

 前日の22日の午後、「小向です。高須さん、久しぶりです」と電話が入ったとき、「おう、元気でやってる?」と応対した私は、今年1月に覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた美奈子が彼の長女だとは全く知らなかったし、想像すらしなかった。

 私がおもちゃのトミー(当時)で働いていたころ、小向はトミーの主力流通問屋の1つで営業責任者だった。

 当時のパチンコ店では景品として、おもちゃが大人気で、私は小向と組んで、店の景品交換コーナーに「トミカ」などの低価格商品を置き、商売はそこそこ成功していた。その後、私は出版業に転身した。

 「おもちゃ業界の景気はどうなの?」と、玩具市場の現況のあれこれをペチャクチャ。そして突然、小向は「娘のことだけど」と声をひそめた。

 「どうしたの?」と聞くと、「連絡がとれないんだよ」とポツリ。その段になっても、私は彼の娘が美奈子だとは、気がついていなかった。

 「保釈されて、埼玉の家にいったんは帰ってきたんだけど、判決が出た後、1週間ぐらいで、また家を出てしまい、行方がわからないんだ」と、小向は暗い声で話した。

 「なんとか探すすべはないかな?」と聞かれても、「心配だな」と答える私はまだ気がつかない。小向は「浅草ロック座でストリップに出演すると、スポーツ紙に出ていたんだ。心配だよ」と、再びポツリ。

 私は思わず「おまえの娘って、小向美奈子なのか?!」と、大声をあげた。「そうだよ」と小向。「う〜ん」と絶句する私に、小向は「もう2カ月以上も音信不通なんだ」と、たたみ込んだ。

 そして翌日。久しぶりに対面した小向のクッキリとした大きな目、スッキリとした鼻は、美奈子そっくりだった。

 自身が浅草に永くいたことから、小向は「ストリップという職業は認めているんだ」と前置きし、「心配なのはクスリだよ。またやっていなければいいんだけど」と親心を示した。

 その一方、「体ひとつで稼ぐっていうのは悪くない」と、一人働きの苦しさを知り抜いた男としての許容の態度も見せた。

 美奈子は15歳でグラビアデビューし、独立独歩。18歳で自主独立。そして、24歳になった今、ストリッパーとして自力更生を目指している。

 父は辛苦を刻んだ末、自ら会社を作り、社長になった。酸いも辛いもかぎ分けられるようになった51歳の小向パパは「娘から連絡があればいいんだ」と語り、娘の素っ裸の武運長久だけを願っていた。

 後日、美奈子から「心配しないで」と、小向に電話があったと聞いた。

 普通の温かい家庭とはかけ離れているが、お互いに胆の据わった父娘だと私は思う。美奈子がすでにAVの撮影を終えているとの情報も、私には伝わってきている。

 美奈子よ、堂々と父をロック座に招待してやれ! 胸を張って生きろ!(出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言=http://plaza.rakuten.co.jp/takasumotoji

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