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米俳優変死で注目、愛好者急増中?…窒息状態で自慰

LA発芸能WATCH

 LAレイカーズが15度目のNBAタイトルを獲得してロスの街が沸きに沸いた日の前日、ハリウッドでは変死した俳優、デビッド・キャラダインの葬儀が、しめやかに営まれた。

 映画「キル・ビル」シリーズで強烈な印象を残した武術家でもあるキャラダインは今月4日、ロケ先のタイ・バンコクのホテルで、裸のまま首を吊って死んでいるのが発見された。当初は自殺と思われたが、生殖器にもロープがかけられ、女装用とみられる衣類も見つかっていることから、「タイの捜査当局は自慰中の事故死とみている」と報じられた。

 一方、両手が縛られているなど不審な点があるため、遺族側は「他殺の疑いがある」と主張。“汚名返上を”と、FBIに調査を依頼している。

 今回の死で注目を集めているのが「Auto−Erotic Asphyxiation」。通称AEA。アメリカ人でも、特に女性には馴染みの薄い言葉だが、自らを窒息状態にして自慰で快感を得る、究極のセックス・プレイのことを差す言葉だ。

 ABCニュースのサイトではこの特集記事を組み、ミネソタ大学の専門家の解説を紹介している。

 それによると「Hypoxyphilia=酸素欠乏愛好症」はエクスタシーと死を同一線上に置く性的マゾの一種だという。中でも、AEAは「低酸素状態の恍惚が男性の性器勃起を起こさせオーガニズムに達する、死と隣り合わせの危険なプレイ」なんだとか。男たちの飽くなき性への探求には、哀れみすら覚えてしまう。

 死ぬつもりはなくても、このプレイでは計算違いで悲劇が起きることもあって、全米で年間500−1000件のAEA事故があるという。しかも自殺や他殺として処理されることもあるので実態はもっと多いとも。

 1997年に裸で首を吊り、自殺とされた豪州の人気バンド、INXSのマイケル・ハッチェンスも、実はAEAミスの事故死と見られている。

 72歳のキャラダインがこのケースに当てはまるのかどうかは、まだ不明だが、3番目と4番目の元妻たちは、「元夫はクレージーなセックス・プレイを好んだ」と異口同音に証言しているのも気になるところ。

 葬儀に先立ち弟で俳優のキースとロバートが「故人を静けさと尊厳の中で永遠の眠りにつかせたい」とコメント。親族としてはもっともな心情だが、真相究明が果たして家族にどんな結果をもたらすのか。この個性派カンフー俳優のミステリーが、逆に興味本位のAEA愛好者を増やすのでは、との懸念も起きている。(板垣眞理子)

ZAKZAK 2009/06/24

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