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学校・教育機関がセカンドライフを活用…MITなども

3Di Education Summit 2009 Summer(クリックで拡大)

 2003年に米国で誕生し、07年ごろ日本にも上陸して話題になったネット上の仮想世界「セカンドライフ」。ビジネス分野での活用も盛んだが、日本では特に教育関係での活用が進んでいるという。そうした「3D仮想空間技術=3Di」の教育事業活用の成果を発表する国内最大のイベント「3Di Education Summit 2009」が昨年に引き続き開催された。

 教育用ソフトウエア販売でトップシェアを誇る主催社の内田洋行は、早くから「3Di」の教育事業への活用に注目。「セカンドライフ」内にバーチャル空間「Uchida Education 島」を設け、30を超える学校・教育機関に実験・開発の場として開放している。

 講演には、「3Di」を授業で活用する試みを行っている慶應義塾大学理工学部生命情報学科の牛場潤一専任講師らが出席。教育分野での成果を幅広く紹介した。

 牛場講師は、「慶応大学や慶應義塾普通部(中学)の授業内での活用はもちろん、2007年からは筋ジストロフィー患者のリハビリに3Diを活用する研究に取り組み、患者さんのモチベーション向上にいい効果が現れている。こうした成果を現実世界にうまく転化できればいい」と語った。

 また、「3次元仮想コラボレーション環境(Samtime 3D)」を展開するIBMや、3Diのサーバーソフトウエアである「OpenSim」の開発を手がける「3Di株式会社」。「セカンドライフ」を運営する「Linden Lab(リンデン・ラボ)社」など、3Di事業を手がける各企業も列席。それぞれの取り組みを紹介した。

 リンデン・ラボのジェイソン・リンク氏は「米国海洋大気庁(NOAA)や、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学など、多くの研究機関や教育機関がセカンドライフを活用しています。教育テクノロジーの未来は仮想空間にこそあります」と力説していた。

 ■3DiEducationSummit2009Summer(6月19日、東京・中央区の内田洋行新川オフィス)

ZAKZAK 2009/07/13

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