宗家のヨメ…羽野晶紀は3カ月持つか?
早くも修行がスタート

和泉元彌・羽野晶紀  伝統芸能の大きな壁!?を乗り越え元女優の羽野晶紀(33)と狂言和泉流二十代目宗家の和泉元彌(27)が5日、東京・築地本願寺で挙式、松の内の晴れの門出は華やかなムードに包まれた。しかし、ハネムーンもないまま、花婿は挙式翌日から舞台が控え、早くも宗家を陰で支える妻の修行はスタート。芸能関係者の間では、花嫁がアノお姑さんの“鉄の家訓”の下で「3カ月無事過ごせるかどうか」と心配する声もあがっている。

 結婚式が行われた築地本願寺は、昨年6月に和泉の父・故元秀さん(和泉流十九世宗家)の七回忌法要が営まれた和泉家ゆかりの場所。続いて、同じ本願寺内で開かれた関係者披露宴には、後援会員らが続々とかけつけ、古式にのっとった儀式が続いた。

 ふつうの芸能人カップルなら、そのまま成田へ向かい、ハネムーン先のスイートルームで初夜−という段取りだろうが、和泉は挙式翌日の6日に舞台があるほか、7日はTBSで冬季五輪キャスターの就任会見、8日からは和泉流狂言の公式公演が本格的にスタートし、4月29日まで34公演が組まれている。

和泉節子さん  この間の3月24日から4月2日には英国公演もあり、とても、新婚夫婦でゆっくり新居に落ち着く余裕などなさそうだ。

 「羽野は和泉家の嫁として和泉の公演に付いて回るから、当然、和泉の後見人であり、姑の節子さんとほぼ毎日顔をあわせることになる。その中で、羽野は節子さんから狂言界のしきたりをゼロから学ばなければならない」と狂言関係者。

 羽野にとっては、和泉よりも節子さんと一緒に過ごす時間の方が長くなることは間違いない。

 「さらに、和泉家には先月21日の婚約会見の直後、節子さんの背後で“助さん格さん”のように控えていた女流狂言師の姉2人の出入りも頻繁。一瞬たりとも気が抜けない状態になりそう」(同関係者)とは、人ごとながら気がかりだ。

 芸能ジャーナリストの二田一比古氏は、容易ではない結婚生活をこうみる。

 「伝統芸能の家庭に入る大変さは、耳で聞くのと実際に経験するのでは全然違う。現代っ子の羽野は非常に苦労するのではないか。早く跡取りの長男を生めば節子さんもひと安心だろうが、まず初めの3カ月を無難に過ごせるかどうか。嫁姑問題は夫の立ち振る舞いがポイント。和泉が、母親と羽野の間に立ってどれだけフォローできるかにかかっているが、和泉の場合は自分の芸を優先しなければならないし…」

 ガンバレ、晶紀!!

【和泉家ヨメの“家訓”】

 「すべて白紙から始めなければならない」
 「宗家に任せ、宗家に従い、10年間は私語を慎んで、舞台には絶対入らない」
 「ただ20年間黙ってやれば立派になります」

 (昨年12月21日、和泉の姉2人とともに会見した母・節子さんが羽野に送った言葉から)

ZAKZAK 2002/01/05