武蔵・市川新之助、ロン毛の秘密
先のほうは、つけ毛だそうで…

市川新之助  来年のNHK大河ドラマ「武蔵」の主役に決まった歌舞伎俳優、市川新之助(24)=写真=が、19日同局で行われた記者発表に登場すると、会場からはちょっとしたどよめきが起きた。お茶のCMで見せた坊主頭の印象が強い彼が、肩までのロン毛(ゲ)にひげをたくわえ、ブーツで決めてきたからだ。

 梨園きってのプレイボーイとして知られる新之助だが、長髪にしたのはファッションではなく、宮本武蔵の役作り。8月からの撮影には、時代劇につきもののカツラを使わずに、地毛のまま演技をしようと、伸ばしていたのだ。

 「不安はあります。迷いました。話をいただいてすぐにハイとは返事ができなかった」という新之助。昨年5月に最初の出演打診を受け、秋に正式に出演依頼を受けてから悩むこと3カ月。この間、NHKは代役を想定せずに、新之助一本に出演依頼を絞り、今年に入ってようやく正式に出演が決定した。

 将来の歌舞伎界を背負う大器は、「引き受けたからには全力で」と、このときから髪を自主的に伸ばしはじめた。そして、2カ月後のこの日までに、気合で髪を肩まで伸ばした…?! イヤ、いくらなんでも伸びるのが早すぎないか。

 「きょうの髪形は全部が地毛ではなく、先の方は付け毛もあります。ワイルドさが武蔵にピッタリなので、本番では地毛と半カツラで撮影することになると思います」(一井久司プロデューサー)

ZAKZAK 2002/02/20