女優、広末涼子(21)がデビュー当時に撮った伝説的な初主演映画「20世紀ノスタルジア」(平成9年、原将人監督)=写真右=と、同映画の製作過程を追ったメイキング・ムービー「インフィニティ 広末涼子in20世紀ノスタルジア」(犬童一心監督)=同左=が、初DVD化され25日に同時発売(ともにパイオニアLDC)。ういういしいヒロスエが蘇る。
「20世紀−」は、高校時代に撮った「おかしさに彩られた悲しみのバラード」で一躍注目を集め、70年代の自主映画界に衝撃を与えた映像作家の原監督が、初めて挑んだ商業映画。
それだけに、ヒロインは、オーディションで厳選、当時無名に近かった14歳の広末を抜擢した。その面接の“お宝映像”は、メイキング版に収められている。
広末を素材として選んだことについて原監督は撮影当時、「原節子さんの再来を思わせるインスピレーションを感じた。10年ごとに撮りたい逸材」と絶賛していた。
映画は広末が等身大の高校2年生の少女を演じ、同級生で自称“宇宙人”の少年とともにお互いの姿や、「滅び行く東京」をハンディビデオで撮り合う不思議なストーリー。
「ぎこちない歌唱力で、広末が懸命に歌うミュージカル風のシーンや、父親役を映画監督、根岸吉太郎氏が演じる場面など“カルト”的な見どころが満載。メイキング映像も、新鋭の犬童監督が素顔の広末に迫る異色作。オーディションからクランクアップまでの1年半、16歳になった広末が堂々と役作りについて監督と渡りあうなど、近作の『WASABI』につながる女優の芽が見られ興味深い」(映画ライター)
何かとお騒がせの時期もあった広末だが、このGW、もう一度ピュアな魅力に、ひたってみるのもいいかも。
ZAKZAK 2002/04/24